beacon

鳥栖は終了間際の失点でカマタマーレ讃岐に敗れる

このエントリーをはてなブックマークに追加
[9.9 天皇杯2回戦 鳥栖0-1讃岐 ベアスタ]

 天皇杯2回戦の2日目が9日に各地で行われた。サガン鳥栖はJFLのカマタマーレ讃岐と対戦し、0-1で敗れた。後半終了間際のロスタイム2分にFW西野泰正にゴールを決められて、零封負けを喫した。3回戦は10月10日に行われ、勝利した讃岐は浦和と対戦する。

 試合後、鳥栖の尹晶煥監督は「選手たちは一生懸命戦ってくれたと思いますが、このような結果になってしまったということは、少なからず何らかの部分で準備が不足していたのかもしれません」と敗戦に落胆。それでもすぐに「きょうのこの試合が今年最後の試合というわけでもないですし、次のリーグ戦に向けて、またしっかりと準備を整えていきたいと思います」と前を向いた。

 試合が動いたのは0-0で迎えた終了間際のロスタイム2分だった。中央でボールを奪った讃岐がカウンター。途中出場のMF飯塚亮がボールをかっさらい、ドリブルで駆け上がると西野へパス。ドリブルからの右足シュートがゴール右へ決まり、讃岐が先制した。これが決勝点。シュート数でも鳥栖の13本に対して、11本とほぼ互角に戦い続けた讃岐が1-0で勝利した。

 敗退の決まった鳥栖のMF藤田直之は「難しいゲームになるとは思っていた」と試合を振り返ると、「リーグ戦でも同じですが、決められるところで決めなければ勝てないと感じた。モチベーショの高い相手に、早い段階で決めることが出来なければ難しいゲームになるというのを改めて感じた」と序盤のチャンスを決めきれなかったことを悔やんでいた。


▼関連リンク
第92回天皇杯特設ページ

TOP