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磐田は今季最多7発勝利、小林祐希の移籍後初弾などで圧勝

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[9.9 天皇杯2回戦 磐田7-0鈴鹿 ヤマハ]

 天皇杯の2回戦が9日に各地で行われた。ジュビロ磐田はFC鈴鹿ランポーレと対戦し、7-0で圧勝した。オウンゴールで先制すると、今夏に東京Vから期限付き移籍してきたMF小林祐希が移籍後初ゴール。MF山崎亮平も2得点の活躍をみせるなど、今季最多の7得点を奪って勝利した。3回戦は10月10日に行われ、磐田は京都と対戦する。

 前半17分、磐田がオウンゴールで先制に成功した。左サイドからDF金沢浄のスルーパスをFWハン・サンウンが中央へ折り返す。このボールがクリアしようとしたDFに当たるとゴールへ吸い込まれた。さらに前半40分には追加点。MF押谷祐樹のパスを受けた小林祐希が左足から無回転のシュートを叩き込んだ。小林の「相手が元気な時に相手の肩ががくっと落ちるようなシュートを打てた」と振り返る鮮やかなミドルシュートで2-0と突き放し、前半を折り返した。

 後半に入っても磐田の勢いは止まらない。後半3分には押谷が3点目。前線へのロングボールをハンが頭で落とす。DFにクリアされるも、こぼれ球がゴール前の押谷の足元へ。冷静に右足でシュートを決めた。3点差に広げると、ここからは山崎が奮闘。後半9分、ハンの左クロスを受けた山崎がドリブルでDFをかわし、左足シュート。4-0に持ち込む。すると6分後の同16分には自身2点目。PA内でDF中川宏太郎に倒されてPKを獲得。ゴール左隅へ自ら決めた。

 5-0と試合を決定づけた磐田だったが、さらに攻め続ける。すると後半21分、右クロスに飛び込んだハンがDF村田雅則に倒されて、この日2度目のPKを獲得。自ら左足シュートで決めた。さらに終了間際のロスタイム1分にはMF阿部吉朗がゴール。DF菅沼駿哉のパスを受けた阿部がPA左からドリブルで持ち込むと、角度のない位置から左足シュートを決めた。7-0で試合は終了。磐田が圧勝を飾った。

 試合後、移籍後初ゴールを決めた小林祐希は「しっかりしたゲームができたと思う。相手どうこうではなく自分たちにベクトルを向け、自分たちのサッカーを見せることができたと思いますし、そこに関してはよかった」と勝利を喜んだ。


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