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養父が決勝弾!!4連勝中の熊本が延長戦の末に仙台撃破

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[10.10 天皇杯3回戦 仙台1-2(延長)熊本 ユアスタ]

 天皇杯3回戦が10日に各地で行われた。J1で首位争い中の2位ベガルタ仙台はJ2で14位のロアッソ熊本と対戦し、1-1でもつれ込んだ延長戦の末に1-2で敗れた。先制点を奪われ、何とか追いつくも終了間際の延長後半14分にMF養父雄仁に決勝点を決められた。なお勝利した熊本は公式戦5連勝を飾った。4回戦は12月15日に行われる。

 今季のJ1で快進撃をみせる仙台だったが、1点を先取される苦しい展開となった。後半開始直後には仙台がチャンスメイク。MF関口訓充の飛び出しから決定機を迎えるも決めきれない。すると後半3分に試合が動いた。PA手前で崩されると最後はFW齋藤和樹にシュートを決められた。0-1と1点を追う展開となる。

 追いつきたい仙台は後半17分にMF松下年宏とFW柳沢敦に代えて、MF太田吉彰とFW中原貴之を投入する。すると直後の同19分に同点弾が生まれた。右クロスに飛び込んだDF渡辺広大がヘディングシュート。これがゴールネットを揺らし、1-1に追いついた。そのまま90分間が過ぎ、15分ハーフの延長戦にもつれ込んだ。

 延長戦では一進一退の攻防が続くがスコアは動かない。しかし延長後半終了間際の14分、左サイドから崩しにかかると、MF大迫希のパスを受けた齋藤がドリブル突破。最後は養父がシュートを決めた。まさに終了間際の劇弾。J2で4連勝中と好調ぶりをみせていた熊本が粘りをみせ、仙台を撃破した。


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