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家長が後半44分に決勝PK、大宮が2大会ぶりの8強入り

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決勝点を決めた家長昭博

[11.9 天皇杯4回戦 大宮1-0横浜FC NACK]

 天皇杯は9日、各地で4回戦を行い、J1の大宮アルディージャがホームでJ2の横浜FCと対戦し、1-0で勝利した。大宮は14年度以来、2大会ぶりの8強入り。準々決勝は12月24日に行われ、柏対湘南の勝者と対戦する。

 J1最終節のFC東京戦(0-1)から先発6人を入れ替えた大宮。対する横浜FCは6日に行われたJ2岐阜戦(0-2)から先発全員を入れ替えた。カウンターからチャンスをつくる横浜FCは前半17分、MFナ・ソンスがドリブルで長い距離を運んでシュートを打ったが、DFにブロックされた。

 大宮はFW江坂任、FWネイツ・ペチュニク、MFマテウスが立て続けにシュートを放つが、いずれも枠を捉え切れない。粘り強く耐える横浜FCは前半38分、ナ・ソンスがこぼれ球を押し込むもオフサイドの判定で、得点は認められなかった。

 スコアレスで前半を折り返すと、大宮は後半18分にMF泉澤仁、同27分にFW家長昭博、同34分にMF横谷繁をピッチに送り込み、交代枠を使い切る。後半37分、横谷のミドルシュートはGKに阻まれたが、同42分にFW大久保哲哉のハンドでPKを獲得。家長がキッカーを務め、一度は蹴り直しとなったが、2度目のキックを落ち着いてゴール右に決め、後半44分の決勝点に。大宮が1-0で辛勝し、準々決勝に駒を進めた。

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