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C大阪、福満&澤上弾で6年ぶり4強!集中した守備で大宮に得点許さず

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[10.25 天皇杯準々決勝 C大阪2-0大宮 金鳥スタ]

 天皇杯準々決勝が25日に行われ、キンチョウスタジアムではセレッソ大阪大宮アルディージャが対戦。C大阪が2-0で勝利し、2011年以来6年ぶりのベスト4進出を決めた。12月23日に行われる準決勝ではヴィッセル神戸鹿島アントラーズの勝者と対戦する。

 29日に行われるリーグ戦の前哨戦。入りが良かったのは大宮だった。前半2分にMFマルセロ・トスカーノが右足でファーストシュートを放つと、17分にはMF黒川淳史のパスを受けてFW大前元紀が裏に抜け出し、チャンスを作っていく。だが、いい流れから先制点を奪えずにいると、セットプレーの流れから失点してしまう。

 C大阪は前半23分、左CKの流れから左サイドでボールを受けたDF田中裕介が右足でクロスを上げる。ニアに走り込んだMF福満隆貴が体を投げ出して頭で合わせると、ゴール右隅に吸い込まれ、先制のゴールネットを揺らした。

 後半の立ち上がり大宮が攻め込み、立て続けにCKのチャンスを得たが、決めきれずにいると痛恨の2点目を許した。C大阪は9分、右サイド深くまで侵入したMF関口訓充が切り返しで相手をかわしてクロス。左から中央へ助走を取ったFW澤上竜二が打点の高いヘディングシュートを叩き込み、リードを広げる。澤上は今季公式戦初ゴールとなった。

 2点ビハインドとなった大宮は後半15分、黒川を下げてFW瀬川祐輔を投入。サイドから何度もクロスを上げ、MF岩上祐三がロングスローを入れるも、C大阪の集中した守備もあり、中央でうまく合わせることができない。42分には絶好の位置でFKを獲得し、大前が右足で左隅の際どいコースに蹴り込んだが、GK丹野研太がファインセーブ。最後まで得点を奪うことはできなかった。

 対するC大阪は、後半アディショナルタイムに澤上を下げてMF清武弘嗣を投入する余裕もみせ、2-0で完封勝ち。週末の“第2戦”に向けて、勢いづく勝利となった。

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