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好セーブ連発の横浜FM飯倉、強烈オーバーヘッドも「集中していた」とストップ

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[12.23 天皇杯準決勝 横浜FM2-1(延長)柏 等々力]

 まさに守護神という働きでチームを逆転勝利へと導いた。好セーブを連発した{{c|横浜F・マリノス}GK飯倉大樹は、4大会ぶりの天皇杯決勝に向けて「優勝したい」と意気込みを示した。

「あれは、相手のシュートがすごく良かった」と振り返ったように、前半11分にFWハモン・ロペスに鮮やかなロングシュートでネットを揺らされて先制を許した。しかし、焦りはなかった。直後の同12分にクロスに飛び込んでFW伊東純也が放った決定的なヘディングシュートを距離を詰めてストップ。「あのヘディングシュートが入らなかったことで、まだツキがあるなと感じたし、切らさなければ絶対にチャンスがあると感じていた」。

 その言葉どおり、柏に追加点を許さずに試合を進めると、後半24分にFW伊藤翔のゴールで同点に追い付き、1-1で迎えた延長後半13分にFWウーゴ・ヴィエイラが勝ち越しゴールを記録。試合終了間際にはMFキム・ボギョンに強烈なオーバーヘッドシュートを放たれたが、「あそこはすごく集中していた。オーバーヘッドをするなというイメージもできていた」と飯倉が立ちはだかった。

 120分間の死闘を2-1で制し、4年ぶりに決勝進出へと導いた守護神は「チーム一丸となって戦ってきたので、最後まで一丸となって戦い、優勝したい」とタイトル獲得を誓った。

(取材・文 折戸岳彦)
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