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C大阪MFソウザのお願い!?「お給料がもうちょっと…」

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セレッソ大阪MFソウザ

[1.1 天皇杯決勝 C大阪2-1(延長)横浜FM 埼玉]

 元日決戦を制し、ルヴァン杯との2冠を達成した。セレッソ大阪MFソウザは「1年をタイトルで始められたのは、すごく良いことだね」と頬を緩めた。

 前半8分に先制される苦しい展開となるだけでなく、「相手が優位に試合を進める難しい時間が多く、そこで僕らがイライラしてしまう時間帯もあった」。しかし徐々に攻勢を強め、後半20分にMF山村和也のゴールで同点に追い付くと、「同点に追い付いてからは、ウチのリズムを作れるようになった」と主導権を握って試合を進める。

 そして、延長前半5分にMF水沼宏太のゴールで逆転に成功すると、やるべきことがはっきりする。「逆転して、よりチームが落ち着き、安定感が出てきた。最後はとにかくゼロに抑えることに集中していた」。自身は延長後半14分にピッチを後にするも、チームはそのまま逃げ切って2-1の勝利を収めて天皇杯のタイトルを獲得した。

「前回(ルヴァン杯)と今回(天皇杯)のタイトルを取った写真をポスターにして大事にとっておこう」とユニークな表現で2冠達成の喜びを表したブラジル人助っ人は、「あとは、お給料がもうちょっと上がってくれるとうれしいね」とおどけた。

(取材・文 折戸岳彦)
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