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ACL目指す神戸が大分撃破で2年ぶり4強進出!山口蛍が決勝点「みんなで優勝を目指しましょう!」

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[10.23 天皇杯準々決勝 神戸1-0大分 ノエスタ]

 ヴィッセル神戸大分トリニータを1-0で下し、2年ぶりとなる天皇杯ではクラブ最高順位タイのベスト4に勝ち上がった。

 スコアが動いたのは後半11分、右サイドでボールを持ったFW小川慶治朗が相手の股を抜いて横パス。FW田中順也を経由してMF山口蛍が反応すると、ゴール中央から倒れ込みながらも左足で流し込む。これがゴール左隅を捉えて、神戸の先制点になった。

 後半20分にも神戸にチャンス。カウンターからFW古橋亨梧が持ち上がって左の田中にパスを出すと、クロスをファーサイドの小川が頭で合わせる。しかしGKの頭上を越えたシュートは左ポストに嫌われ、追加点にはならなかった。

 反撃したい大分だったが、後半14分に投入したMF小林成豪が、ピッチに足を滑らせたことで負傷。わずか8分間で交代を余儀なくされる。ノエビアスタジアム神戸は現在開催中のラグビーワールドカップでも使用中。そのため普段より短めに刈られたピッチが選手を苦しめた。

 神戸は後半41分からFWルーカス・ポドルスキを投入。アディショナルタイムに迎えたGKとの1対1は決めきることが出来なかったが、危なげなく試合を終わらせた。

 決勝点を決めた山口は「前半からハードワークした結果。チームみんなで取ったゴールだと思う。(初タイトルが)目の前まで見えてきましたし、あと2つ勝って、みんなで優勝を目指しましょう」と力強く話した。

 優勝チームに与えられるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)への出場権の獲得を目指す神戸。初の決勝進出をかけた12月21日の準決勝では清水エスパルスと対戦する。

●第99回天皇杯特設ページ

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