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第100回天皇杯の新方式が正式決定!! J2・J3にも参加資格、賞金は減額へ

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 日本サッカー協会(JFA)は18日、第7回理事会を開催し、第100回天皇杯の新方式を正式決議した。「J1の上位2チーム」は準決勝から出場し、「J2の上位1チーム」と「J3の上位1チーム」は準々決勝から出場する形に決定。天皇杯実施委員会からは「J2・J3不参加」という案も上がっていたが、J2・J3からも上位の参加資格が認められることになった。

 JFAの天皇杯実施委員会は4月23日の時点で、JリーグからはJ1の上位2チームが準決勝から参戦するのみで、J2・J3は全チーム参加資格なしという枠組みを提示。ところが5月14日の第6回理事会において「第1種のチームは原則、全チームが参加できるようにすべき」という意見が出たことなどから決議に至らず、継続審議となっていた。

 新方式では当初の88チームから52チームに削減。7回戦制から8回戦制となる。各都道府県予選はJクラブを除いて実施する。

 都道府県代表の32チームが対戦する1回戦は9月16日(水)に一斉開催。アマチュアシードのHonda FCと都道府県代表15チームが加わる2回戦は9月23日(水)に開く。また3回戦は10月28日(水)、4回戦は12月12・13日(土・日)、5回戦は12月20日(日)に実施。J2・J3チームが加わる準々決勝は12月23日(水)、J1チームが加わる準決勝は12月27日(日)に行い、決勝戦は当初の予定通り来年1月1日(金)に開催する。

 なお、賞金の削減も決定した。優勝チームは例年の1億5000万円から1億円に、準優勝も5000万円から3000万円に変更。3位は2000万円から1000万円となる。総額では2億4000万円から1億5000万円となる。

(取材・文 竹内達也)

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