“初出場”相模原がJの意地、駒澤大に競り勝ち2回戦へ
[5.22 天皇杯1回戦 相模原3-1駒澤 レモンS]
天皇杯1回戦が22日に行われ、SC相模原(J2)が駒澤大(東京)を3-1で下した。6月9日の2回戦では、ミクニワールドスタジアム北九州でギラヴァンツ北九州(J2)と対戦する。
立ち上がり早々に試合は動いた。前半5分、相模原はGK竹重安希彦が蹴ったゴールキックの競り合いがMF和田昌士にこぼれる。和田は右に流れながらゴール前まで持ち込むと、右足で豪快に逆サイドに突き刺し先制点を奪った。
その後も相模原はFWユーリの強靭なフィジカル、駒大OBのFW安藤翼らが果敢にゴールに向かうが、1点を失ったことでより集中力が増した駒大守備陣が跳ね返し続ける。
駒大は得意の早めに入れるクロスからFW土信田悠生(4年=高川学園高)が競り合ってこぼれたボールにMF荒木駿太(4年=長崎総科大附高)やMF島崎翔輝(4年=国際学院高)、FW米谷拓海(4年=駒澤大高)といった選手が飛び込んで、徐々にゴールに迫っていく。
すると前半終了直前、一つのキープレーとなっていたロングスローから駒大が同点に追いつく。右サイドからDF岩本蓮太(4年=長崎総科大附高)が一直線にゴール前に投げると、土信田が競り勝って流したボールにファーサイトからDF會澤海斗(4年=水戸商高)が飛び込み、試合が振り出しに戻った。
しかしプロの意地をみせたい相模原は後半、またも立ち上がり早々にゴールネットを揺らす。8分、右サイドで入れ替わってドリブルで運んだ和田が、逆サイドにクロス。MF窪田良が折り返すと、ニアで競ったこぼれ球がユーリに入り、右足で押し込んだボールがクロスバーを叩いて勝ち越し点になった。
駒大は後半15分に両SBを交代、さらに同30分にはMF土井悠真(4年=広島皆実高)とMF上野正騎(2年=熊本ユース)を投入。攻撃陣をフレッシュにして同点ゴールを目指す。だが前線の選手にボールが届く前にカットされることが多くなり、なかなか決定機を作ることができない。
そして試合終了間際の後半アディショナルタイム5分、相模原はFW中山雄希の得点でダメを押す。駒澤大の挑戦は1回戦で終わった。
●第101回天皇杯特集ページ
天皇杯1回戦が22日に行われ、SC相模原(J2)が駒澤大(東京)を3-1で下した。6月9日の2回戦では、ミクニワールドスタジアム北九州でギラヴァンツ北九州(J2)と対戦する。
立ち上がり早々に試合は動いた。前半5分、相模原はGK竹重安希彦が蹴ったゴールキックの競り合いがMF和田昌士にこぼれる。和田は右に流れながらゴール前まで持ち込むと、右足で豪快に逆サイドに突き刺し先制点を奪った。
その後も相模原はFWユーリの強靭なフィジカル、駒大OBのFW安藤翼らが果敢にゴールに向かうが、1点を失ったことでより集中力が増した駒大守備陣が跳ね返し続ける。
駒大は得意の早めに入れるクロスからFW土信田悠生(4年=高川学園高)が競り合ってこぼれたボールにMF荒木駿太(4年=長崎総科大附高)やMF島崎翔輝(4年=国際学院高)、FW米谷拓海(4年=駒澤大高)といった選手が飛び込んで、徐々にゴールに迫っていく。
すると前半終了直前、一つのキープレーとなっていたロングスローから駒大が同点に追いつく。右サイドからDF岩本蓮太(4年=長崎総科大附高)が一直線にゴール前に投げると、土信田が競り勝って流したボールにファーサイトからDF會澤海斗(4年=水戸商高)が飛び込み、試合が振り出しに戻った。
しかしプロの意地をみせたい相模原は後半、またも立ち上がり早々にゴールネットを揺らす。8分、右サイドで入れ替わってドリブルで運んだ和田が、逆サイドにクロス。MF窪田良が折り返すと、ニアで競ったこぼれ球がユーリに入り、右足で押し込んだボールがクロスバーを叩いて勝ち越し点になった。
駒大は後半15分に両SBを交代、さらに同30分にはMF土井悠真(4年=広島皆実高)とMF上野正騎(2年=熊本ユース)を投入。攻撃陣をフレッシュにして同点ゴールを目指す。だが前線の選手にボールが届く前にカットされることが多くなり、なかなか決定機を作ることができない。
そして試合終了間際の後半アディショナルタイム5分、相模原はFW中山雄希の得点でダメを押す。駒澤大の挑戦は1回戦で終わった。
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