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前回王者追い込んだJ2千葉、PK戦で惜しくも敗退…川崎Fが天皇杯4回戦進出!

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GKチョン・ソンリョンがPKストップ

[7.21 天皇杯3回戦 川崎F1-1(延長1-1 PK4-3)千葉 フクアリ]

 天皇杯3回戦が21日に行われ、前回王者の川崎フロンターレジェフユナイテッド千葉と対戦した。1-1で突入した延長戦でも決着が付かず、PK戦にもつれ込むと、川崎FがPK4-3で勝利。8月18日に行われる4回戦はアウェーで清水と対戦する。

 川崎Fが序盤からボールを握ったが、千葉もチャンスを迎え、右後方からDF安田理大がクロスを供給すると、ファーサイドでMF見木友哉とDF山根視来が競り合い、山根に当たったボールがゴールマウスに吸い込まれた。オウンゴールにも思われたが、これはファウルの判定でノーゴールだった。

 川崎FはFWレアンドロ・ダミアンが決定的なシュートを打つなどチャンスをつくったものの、前半をスコアレスで折り返した。すると、後半立ち上がりに千葉がワンチャンスを仕留めた。

 後半8分、MF末吉塁のパスでFWサウダーニャが左サイドを抜け出した流れから、見木がFW船山貴之とワンツーの形でペナルティエリア内に侵入。PA内左角度のない位置から左足シュートでネットを揺らし、先制に成功した。

 1点ビハインドとなった川崎Fも後半13分、スルーパスで抜け出したMF橘田健人がMF小林祐介に倒され、PKのチャンスを獲得。キッカーの家長が左足でGKの逆を突き、試合を振り出しに戻した。90分では決着がつかず、試合は1-1で延長戦に突入する。

 川崎Fは延長後半終了間際、FW宮城天の強烈なミドルシュートがわずかにクロスバーの上へ。120分でも互いに決勝点を奪えず、勝負の行方はPK戦に委ねられた。先行の千葉は3人目のFW岩崎悠人が失敗し、MF熊谷アンドリューのキックをGKチョン・ソンリョンがストップした。PK4-3で競り勝った川崎Fが4回戦に進出。千葉は前回王者を追い込んだが、惜しくも3回戦で敗退となった。

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