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浦和、名古屋、川崎Fらが天皇杯ベスト8へ! 鹿島は大雨中断明けから逆転、磐田はヴェルスパ大分との延長戦を制す:天皇杯3回戦&4回戦

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名古屋は新加入シュヴィルツォクが決勝点

 天皇杯JFA第101回全日本サッカー選手権は18日、3回戦5日目と4回戦1日目を行った。

 3回戦5日目では、ガンバ大阪松本山雅FCが対戦。0-0のまま延長戦に突入すると、延長前半5分にセットプレーからDF柳澤亘がゴールを挙げる。さらに同10分にはMF井手口陽介がミドルを沈め、2-0で勝利を手にした。G大阪は22日の4回戦で湘南ベルマーレと対戦する。

 4回戦1日目では、浦和レッズ京都サンガF.C.に1-0で勝利。前半15分、MF大久保智明のCKをDF岩波拓也が頭で合わせ、先制に成功。そのまま京都の攻撃を封じ切り、準々決勝進出を決めた。

 名古屋グランパスヴィッセル神戸との接戦を1-0で制す。試合が動いたのは終盤。後半44分、FW前田直輝のクロスにFWシュヴィルツォクが合わせ、ゴールネットを揺らす。今夏加入の助っ人FWがチームを救ってみせた。

 川崎フロンターレ清水エスパルスの試合は、川崎Fに軍配。前半をスコアレスで折り返すと、後半12分に獲得したPKをFW小林悠が沈める。しかし清水も同19分にMF中山克広が同点ゴール。試合を振り出しに戻した。

 1-1で迎えた後半29分、次にスコアを動かしたのは川崎F。DF旗手怜央のクロスをFWレアンドロ・ダミアンが合わせ、勝ち越しゴール。川崎Fが接戦を制した。

 ヴェルスパ大分ジュビロ磐田の対戦は、90分間で決着つかず。均衡が崩れたのは延長前半11分。ジュビロ磐田U-18のMF藤原健介がPA右からグラウンダーのクロスを放つと、ファーサイドのFWファビアン・ゴンザレスがワンタッチで押し込む。この得点が決勝点となり、磐田が1-0で勝利を収めた。

 鹿島アントラーズV・ファーレン長崎の対戦は、長崎が前半7分にMF毎熊晟矢のゴールで先制に成功する。しかし、大雨と雷の影響で後半開始を前に試合が中断。再開すると、鹿島が試合のペースを握る。後半5分にMFアルトゥール・カイキが同点ゴールを決めると、その10分後にはFWエヴェラウドが試合をひっくり返す。

 鹿島はさらに後半29分、DF林尚輝がダメ押しの3点目を沈め、3-1で逆転勝利を収めた。

 セレッソ大阪サガン鳥栖の対戦は、FW加藤陸次樹のゴールでC大阪が勝利。ザスパクサツ群馬大分トリニータは1-1で延長戦へ。延長前半6分にMF小林成豪が逆転ゴールを挙げ、2-1で勝利を収めた。

 準々決勝は10月27日に開催予定。予備日は11月17日となる。準々決勝の組み合わせ抽選会は9月24日にオンラインで開催される。

【3回戦】
8月18日(水)
G大阪 2-0(延長)松本 [パナスタ]

【4回戦】
8月18日(水)
群馬 1-2(延長)大分 [正田スタ]
名古屋 1-0 神戸 [豊田ス]
京都 0-1 浦和 [たけびし]
C大阪 1-0 鳥栖 [ヨドコウ]
川崎F 2-1 清水 [アイスタ]
鹿島 3-1 長崎 [トラスタ]
ヴェルスパ大分 0-1(延長)磐田 [昭和電ド]

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