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関西大がJ1相手に奮闘、FW西村真祈がゴールも…前半3発のC大阪が逃げ切って3回戦へ

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[6.1 天皇杯2回戦 C大阪 3-1 関西大 ヨドコウ]

 天皇杯は1日、各地で2回戦を行い、ヨドコウ桜スタジアムではセレッソ大阪(J1)と関西大(大阪府代表)が対戦。前半だけでC大阪が3点をリードすると、関西大の反撃を1点に抑えて3-1の勝利を収めた。

 序盤からC大阪がボールを保持する展開となるが、関西大は最終ラインを高い位置に設定して果敢にボールを奪いに行く。そして、攻撃権を奪うと速攻に打って出るのではなく、状況に応じてしっかりとボールをつないでゴールに迫ろうとした。

 しかし、前半21分に先制したのはC大阪。右サイドから送られたサイドチェンジがダイレクトで中央に落とされると、ボールを受けたFW加藤陸次樹が鮮やかな個人技で相手2選手をかわし、左足のシュートを流し込んでスコアを1-0とした。

 勢いに乗ったC大阪は前半33分に相手のパスミスからチャンスを作り、左サイドから送られたクロスをFWブルーノ・メンデスがヘディングで叩き込んで2点目。さらに同37分にはMF中原輝が蹴り出したCKをDF舩木翔がヘッドで突き刺し、リードは3点差に広がった。

 3-0とC大阪がリードしたまま後半を迎えると、同3分に関西大が1点を返す。敵陣でのボール奪取を成功させると、ドリブルでボールを運んだDF松尾勇佑のラストパスを受けたFW西村真祈が左足のシュートでネットを揺らし、J1クラブからゴールをマークした。

 その後も積極的な姿勢を示す関西大はゴールへと迫る場面を作り出す。巧みなドリブルとリズムの良いパスワークを織り交ぜた攻撃でフィニッシュまで持ち込んだものの、GK清水圭介に阻まれるなど2点目は奪えず。逃げ切ったC大阪が3-1の勝利を収めて3回戦へと駒を進めた。

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