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勝負を決めたのは為田大貴の鮮やかボレー!! C大阪、名古屋に競り勝って天皇杯8強入り

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[7.13 天皇杯4回戦 名古屋 1-2 C大阪 ヨドコウ]

 天皇杯は13日、各地で4回戦を行い、ヨドコウ桜スタジアムでは名古屋グランパス(J1)とセレッソ大阪(J1)が対戦。前半7分にC大阪が先制すると、後半24分に名古屋に追い付かれながらも同42分にMF為田大貴が決勝ゴールを奪取。2-1の勝利を収めたC大阪がベスト8進出を決めた。

 前半7分に試合を動かしたのはC大阪だった。自陣でこぼれ球を拾ったMFジェアン・パトリッキが一気の加速で敵陣深くまで持ち込んでクロスを送ると、クリアを試みたDF藤井陽也のオウンゴールを誘ってスコアを1-0とした。

 追加点を狙うC大阪は前半29分、MF原川力が直接FKでゴールを脅かしたもののボールはわずかに枠上に外れた。一方の名古屋は同31分、相手のパスミスを拾ったMF豊田晃大がボールを運んでフィニッシュまで持ち込んだが、シュートは枠を捉えることができなかった。

 1-0とC大阪がリードしたまま後半を迎えると、名古屋はFW柿谷曜一朗とDF森下龍矢、さらに同14分にはFWマテウス・カストロとDF中谷進之介をピッチへと送り込み、状況を打開しようと試みる。すると、同24分、右サイドで得たFKをマテウスが弾道の低い鋭いシュートで直接叩き込み、試合を振り出しに戻した。

 しかし、後半42分、右サイドのDF進藤亮佑が送った鋭いクロスに反応したファーサイドのMF為田大貴が右足ボレーで合わせて鮮やかにネットを揺らし、C大阪が2-1の勝利を収めた。

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