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京都、後半AT劇的決勝弾で天皇杯ベスト8進出!! 栃木は2戦連続の“下剋上”ならず…

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[7.13 天皇杯4回戦 栃木 1-2 京都 カンセキ]

 天皇杯は13日、各地で4回戦を行い、カンセキスタジアムとちぎでは栃木SC(J2)と京都サンガF,C,(J1)が対戦。試合開始早々の前半6分に京都が先制すると、同36分に栃木に追い付かれながらも、後半アディショナルタイムにFWイスマイラが決勝点。劇的な勝利を収めた京都がベスト8進出を決めた。

 3回戦で横浜FM(J1)を2-0で下し、2試合連続で下剋上を狙う栃木だが、前半6分に試合を動かしたのは京都だった。後方から送られたパスをPA内で受けたFW豊川雄太が鋭い切り返しで対面する相手をかわすと、右足のシュートでネットを揺らしてスコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負った栃木は前半24分、左サイドのDF福森健太が送ったクロスをファーサイドのFW宮崎鴻がフリーで受けるが、シュートは距離を詰めたGKマイケル・ウッドに阻まれてしまう。しかし、同36分、再び福森のクロスから好機を生み出すと、FW宮崎鴻がヘディングで叩き込んで試合を振り出しに戻した。

 1-1のまま後半を迎えると、ともにゴールに迫る場面を作り出しながらも勝ち越し点を奪えずに試合が進む。しかし、このまま延長戦に突入するかと思われた後半アディショナルタイム、PA内右に持ち込んだMF福岡慎平のグラウンダーのクロスをFWイスマイラが押し込み、京都が2-1の劇的な勝利を収めた。

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