beacon

後半41分からの逆転劇!! 川村AT決勝弾の広島、C大阪から劇的勝利で7大会ぶり4強入り

このエントリーをはてなブックマークに追加

[9.7 天皇杯準々決勝 C大阪 1-2 広島 ヨドコウ]

 天皇杯は7日、各地で準々決勝を行い、ヨドコウ桜スタジアムではセレッソ大阪サンフレッチェ広島が対戦。前半40分にC大阪が先制するが、後半41分と同アディショナルタイムに得点した広島が2-1の逆転勝利を収めた。準決勝は10月5日に開催され、京都vs東京Vの勝者と対戦する。

 2年連続でのベスト4進出を狙うC大阪は、2日のJ1第28節札幌戦から先発2人を入れ替え、FW加藤陸次樹、DF松田陸らを先発起用。一方、7大会ぶりの4強入りを目指す、J1暫定首位の広島は第28節清水戦から先発の入れ替えはなく、同じ11人がスターティングメンバーに名を連ねた。

 徐々にボール保持率を高めるC大阪が押し込む時間帯が続くが、今大会3試合無失点の広島守備陣が粘り強い対応を見せて簡単には決定機を創出させない。しかし、前半40分、一瞬の隙を突いてC大阪が先制に成功。左サイドからMF為田大貴が送ったクロスに走り込んだFWアダム・タガートがわずかに頭に当ててゴールマウスに叩き込み、スコアを1-0とした。

 1-0とC大阪がリードしたまま後半を迎えると、1点のビハインドを背負う広島はMF川村拓夢、MFエゼキエウ、DF住吉ジェラニレショーンの3枚を一気に投入して状況を打開しようと試みる。

 その後も交代カードを切るなど、圧力をかける広島は後半41分、DF塩谷司のパスをPA内左で受けたMF柏好文が中央に切れ込んで右足のシュートを叩き込み、土壇場で試合を振り出しに戻す。さらに同アディショナルタイムには、右サイドからMF森島司が送ったクロスに飛び込んだ川村がヘディングシュートを決め、広島が2-1の逆転勝利を収めた。

●第102回天皇杯特集ページ

TOP