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筑波大がJ1首位町田をジャイキリ!!PK戦死闘を制し3回戦へ

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[6.12 天皇杯2回戦 町田1-1(PK2-4)筑波大 Gスタ]

 筑波大がジャイアントキリングだ!J1で首位に立つFC町田ゼルビアを1-1から突入したPK戦の末に下した。7月10日の3回戦では柏レイソルと対戦する。

 町田は4-4-2。GK山口瑠伊、DFラインは右からDF鈴木準弥、DFチャン・ミンギュ、DF池田樹雷人、DF奥山政幸。ボランチにMF稲葉修土、MF安井拓也。右MFに芦部晃生、左MFは藤本一輝。2トップにFWミッチェル・デューク高橋大悟が入る。GK山口と稲葉は今季公式戦初出場となった。

 筑波大もシステムは4-4-2。GK佐藤瑠星(3年=大津高)、DFラインは右からDF池谷銀姿郎(2年=横浜FCユース)、DF小川遼也(2年=富山U-18)、DF諏訪間幸成(3年=横浜FMユース/横浜FM内定)、DF安藤寿岐(3年=鳥栖U-18)。MF高山優(4年=筑紫丘高)とMF加藤玄(3年=名古屋U-18)がダブルボランチを務める。

 右MFにはMF角昂志郎(4年=FC東京U-18/磐田内定)ではなくMF鈴木遼(3年=昌平高)とが入り、左MFは田村蒼生(4年=柏U-18)。そして2トップはFW内野航太郎(2年=横浜FMユース)とFW半代将都(4年=大津高)が入った。

 前半、町田にアクシデントが続いた。開始早々の4分のプレーで内野と競り合ったチャン・ミンギュが左肩を痛めて負傷退場。右SBが本職のDF望月ヘンリー海輝がCBで緊急投入された。

 前半22分に町田は右CKをニアでMF高橋大悟がそらすと、中央に走り込んだMF安井拓也が右足で蹴り込んで先制点を決める。しかしこの場面でもシュートを打った時に安井がDF諏訪間幸成(3年=横浜FMユース/横浜FM内定)と接触。そのまま負傷退場となり、MF仙頭啓矢が交代で入った。

 1点リードで折り返した後半開始時にも町田は選手交代を行う。右MFでプロ初先発となっていた芦部に代えてMFバスケス・バイロンを投入。筑波大も同9分に鈴木遼に代えて角昂志郎、同16分からはDF沖田空(鹿島ユース/水戸内定)とMF徳永涼(2年=前橋育英高)を同時に送り込み、リズムの変化を求める。

 しかし試合は1-0のまま淡々と進んでいく。町田は後半25分から高橋に代えてFW荒木駿太、藤本に代えてFWナ・サンホを投入。前線の選手をフレッシュにして、高い位置からのプレスの圧力を強めていく。ただ終盤、ナ・サンホが負傷退場。交代枠を使っていたため、残り10分弱を10人で戦うことになる。

 そして後半アディショナルタイム1分、土壇場で筑波大が同点に追いつくことになる。右サイドから沖田がクロスを上げると、FW小林俊瑛(2年=大津高)が胸で落とすと、内野がペナルティーアーク内から右足を振り抜く。これがブロックに入った望月の股下を抜けて、ゴール左隅に吸い込まれていった。

 試合は1-1のまま15分ハーフの延長戦に突入。10人で戦っていた町田だが、延長に入ると交代枠が一人増えるため、FWエリキが即座に投入された。延長前半6分に筑波大にビッグチャンス。ゴール前右でFKを獲得すると、壁の下を抜けたボールに沖田が走り込んでコースを変える。しかしGK山口のビッグセーブに阻まれて得点にはならなかった。

 すると延長後半2分、町田が決定的なチャンスを獲得する。ゴール前でヘディングに行った荒木の頭に徳永の足が入る。福島孝一郎主審はPKを指示する。しかしエリキが蹴ったPKを佐藤が右に飛んでビッグセーブ。町田は勝ち越すことができなかった。

 町田は延長後半10分にデュークが足を負傷して倒れ込んでしまう。そのまま負傷交代となり、再び10人での戦いを強いられることになる。ただ試合は120分を戦っても決着はつかず、勝ち上がりはPK戦で決めることになった。

 PK戦は後攻の町田3人目で蹴った稲葉のPKを佐藤が足に当ててストップ。筑波大の4人目の小林のPKも枠上に大きく外れるが、町田の4人目で蹴った荒木のPKも枠左に外れる。筑波大は5人目で蹴った角が決めて勝ち上がりを決めた。
 

●第104回天皇杯特集

児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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