前回大会準Vの柏を下した神戸、3年連続の天皇杯8強入り!
[8.21 天皇杯4回戦 柏 0-1 神戸 三協F柏]
21日、天皇杯4回戦が各地で行われ、三協フロンテア柏スタジアムでは柏レイソルとヴィッセル神戸が対戦。FW佐々木大樹の開始3分のゴールが決勝点となり、神戸が準々決勝へと駒を進めた。
17日のJ1・湘南戦(○2-1)から中3日で戦う柏は、同試合の先発からGK松本健太、DFジエゴ、DF古賀太陽、MF白井永地、FW小屋松知哉を除く6選手を入れ替えて臨む。MFマテウス・サヴィオ、FW細谷真大はベンチからのスタートとなった。
同じくJ1・G大阪戦(△2-2)から中3日で戦う神戸。DF本多勇喜とMF鍬先祐弥を除く9選手を入れ替え。FW大迫勇也、GK前川黛也らはメンバー外となり、今月シャルルロワから完全移籍で8年半ぶりに復帰したMF森岡亮太がベンチに入った。[スタメン&布陣]
開始1分も経たないうちにFW垣田裕暉がシュートまで持ち込み、柏がいい立ち上がりを迎えたかに思われたが、直後に先制点を奪ったのは神戸だった。3分、DF岩波拓也が背後に長いボールを入れると、MF飯野七聖は古賀にタイトなマークにつかれながらも中央に折り返す。これを佐々木が押し込んでゴールネットを揺らした。
先制を許した柏だが、5分に小屋松が単身ドリブルで突破し、ペナルティエリアに進入、シュートまで持ち込んたが、GK新井章太のセーブに阻まれてしまう。
互いにチャンスが遠い展開となったが、30分にはペナルティエリアでMF山内翔がフリーでシュートを放つ。しかし、GK松本が好セーブを見せてゴールを割らせなかった。
前半の終盤には柏が決定機を創出。中央でボールを持ったFW島村拓弥が左足で、ジエゴへのスルーパスを通す。ジエゴはGKとの1対1を迎えたが、GK新井が好守でゴールを許さない。直後のCKでは、ショートコーナーから島村のクロスにジエゴがヘディングで合わせるも、GK新井が再びセーブした。
ハーフタイムには両チームが選手交代を行い、柏はMF戸嶋祥郎に代えてサヴィオ、神戸はDF日高光揮に代えてMF広瀬陸斗を起用した。
さらに柏は、細谷、MF山田雄士とレギュラーをピッチに送り込んで打開をはかる。
後半24分、DF川口尚紀のクロスから細谷がヘディングで狙ったが、GK新井がビッグセーブ。直後には背後をとった細谷がGKとDFラインの間に斜めのボールを入れると、ファーサイドでMF熊澤和希がつめたが、シュートはわくをとらえることはできなかった。
飲水タイムをはさんで、神戸は佐々木とFW宮代大聖を下げてMF汰木康也とFWジェアン・パトリッキを投入、柏は垣田を下げてFWフロートを投入した。すると42分、フロートがGK新井にプレッシャーをかけると、新井が足を滑らせてボールをロストする。フロートが無人のゴールにシュートを放ったが、ボールはゴールポストの左にそれてしまう。
7分におよんだアディショナルタイム、5バックをしいた神戸は最後まで柏に得点を与えず。1-0で勝利した神戸が3年連続となる準々決勝進出を決めた。前回大会ファイナリストの柏は、4回戦敗退となった。
(取材・文 奥山典幸)
●第104回天皇杯特集
21日、天皇杯4回戦が各地で行われ、三協フロンテア柏スタジアムでは柏レイソルとヴィッセル神戸が対戦。FW佐々木大樹の開始3分のゴールが決勝点となり、神戸が準々決勝へと駒を進めた。
17日のJ1・湘南戦(○2-1)から中3日で戦う柏は、同試合の先発からGK松本健太、DFジエゴ、DF古賀太陽、MF白井永地、FW小屋松知哉を除く6選手を入れ替えて臨む。MFマテウス・サヴィオ、FW細谷真大はベンチからのスタートとなった。
同じくJ1・G大阪戦(△2-2)から中3日で戦う神戸。DF本多勇喜とMF鍬先祐弥を除く9選手を入れ替え。FW大迫勇也、GK前川黛也らはメンバー外となり、今月シャルルロワから完全移籍で8年半ぶりに復帰したMF森岡亮太がベンチに入った。[スタメン&布陣]
開始1分も経たないうちにFW垣田裕暉がシュートまで持ち込み、柏がいい立ち上がりを迎えたかに思われたが、直後に先制点を奪ったのは神戸だった。3分、DF岩波拓也が背後に長いボールを入れると、MF飯野七聖は古賀にタイトなマークにつかれながらも中央に折り返す。これを佐々木が押し込んでゴールネットを揺らした。
先制を許した柏だが、5分に小屋松が単身ドリブルで突破し、ペナルティエリアに進入、シュートまで持ち込んたが、GK新井章太のセーブに阻まれてしまう。
互いにチャンスが遠い展開となったが、30分にはペナルティエリアでMF山内翔がフリーでシュートを放つ。しかし、GK松本が好セーブを見せてゴールを割らせなかった。
前半の終盤には柏が決定機を創出。中央でボールを持ったFW島村拓弥が左足で、ジエゴへのスルーパスを通す。ジエゴはGKとの1対1を迎えたが、GK新井が好守でゴールを許さない。直後のCKでは、ショートコーナーから島村のクロスにジエゴがヘディングで合わせるも、GK新井が再びセーブした。
ハーフタイムには両チームが選手交代を行い、柏はMF戸嶋祥郎に代えてサヴィオ、神戸はDF日高光揮に代えてMF広瀬陸斗を起用した。
さらに柏は、細谷、MF山田雄士とレギュラーをピッチに送り込んで打開をはかる。
後半24分、DF川口尚紀のクロスから細谷がヘディングで狙ったが、GK新井がビッグセーブ。直後には背後をとった細谷がGKとDFラインの間に斜めのボールを入れると、ファーサイドでMF熊澤和希がつめたが、シュートはわくをとらえることはできなかった。
飲水タイムをはさんで、神戸は佐々木とFW宮代大聖を下げてMF汰木康也とFWジェアン・パトリッキを投入、柏は垣田を下げてFWフロートを投入した。すると42分、フロートがGK新井にプレッシャーをかけると、新井が足を滑らせてボールをロストする。フロートが無人のゴールにシュートを放ったが、ボールはゴールポストの左にそれてしまう。
7分におよんだアディショナルタイム、5バックをしいた神戸は最後まで柏に得点を与えず。1-0で勝利した神戸が3年連続となる準々決勝進出を決めた。前回大会ファイナリストの柏は、4回戦敗退となった。
(取材・文 奥山典幸)
●第104回天皇杯特集