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昨年の快進撃を再び…筑波大が4年連続天皇杯本戦へ!1回戦はRB大宮と対戦

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[5.10 茨城県サッカー選手権決勝 筑波大1-0流通経済大 ひたちなか市総合運動公園陸上競技場]

 天皇杯茨城県予選となる第28回茨城県サッカー選手権の決勝が行われ、筑波大流通経済大に1-0で勝利し、4年連続35回目の天皇杯出場を決めた。5月25日の1回戦では、RB大宮アルディージャとNACK5スタジアム大宮で対戦する。

 茨城県予選は筑波大が3連覇中だが、過去3年の決勝は流通経済大セカンドチームの流通経済大ドラゴンズ龍ヶ崎との対戦になっていた。流通経済大トップチームとの頂上決戦は、21年大会以来4年ぶりになった。

 前半から流経大のペースで進んだゲームだが、流経大は序盤の接触プレーで守備の要であるDF塩川桜道(2年=流通経済大柏高)が左足首を負傷するアクシデント。前半25分にはDF田口空我(4年=流通経済大柏高)との交代を余儀なくされた。

 またチャンスの数で上回った流経大だが、前半35分に相手バックラインのパスミスを奪って決定機。MF小林恭太(4年=流通経済大柏高)がゴール前に抜け出すが、シュートは枠上に大きく外れていった。

 後半に入ると同時に筑波大はFW山下景司(1年=大津高)に代えてMF篠田翼(3年=昌平高)をピッチに送る。そして流れが徐々に筑波大に傾き出すと、同24分、右サイドからDF布施克真(1年=日大藤沢高)が出した横パスをMF清水大翔(2年=C大阪U-18)がワンタッチでエリア内に通す。これに反応したMF廣井蘭人(3年=帝京長岡高)が左足で蹴り込んで先制点を奪った。

 先制を許した流経大も最後まで諦めずに攻めの姿勢を見せるが、後半43分にMF松永颯汰(4年=静岡学園高)の狙った右足ミドルがGK入江倫平(3年=桐蔭学園高)の好セーブに遭うなど、筑波の固い守備を最後まで崩し切ることはできなかった。

 筑波大は昨年度の天皇杯では、1回戦で明治大との大学生対決に勝利すると、2回戦ではJ1町田をPK戦の末に撃破。3回戦の柏には延長戦の末に惜しくも敗れたが、印象的な活躍をみせた。快進撃を再び。今年も筑波大が天皇杯を面白くする。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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