町田が天皇杯制覇!! 黒田剛監督3年目で悲願の初タイトル、神戸は連覇ならず
[11.22 天皇杯決勝 町田 3-1 神戸 国立]
第105回天皇杯は22日、国立競技場で決勝戦を行い、FC町田ゼルビアが初優勝を果たした。史上初の決勝進出で、連覇を狙うヴィッセル神戸を3-1で撃破。クラブ創設37年目、サイバーエージェントグループ参画から7年、就任3年目の黒田剛監督の下で躍進を続けてきた気鋭のクラブが悲願の初タイトルを掴んだ。
初優勝を狙う町田は3-4-2-1の布陣で臨んだ。GK谷晃生がゴールを守り、3バックは左からDFドレシェヴィッチ、DF昌子源、DF望月ヘンリー海輝。ダブルボランチはMF中山雄太をMF前寛之が組み、ウイングバックは左にMF林幸多郎、右にMF中村帆高。シャドーは左にMF相馬勇紀、右にFWミッチェル・デュークが起用され、1トップをFW藤尾翔太が務めた。
対する連覇狙う神戸は4-3-3の布陣でGK前川黛也がゴールを守り、4バックは左からDF永戸勝也、DFマテウス・トゥーレル、DF山川哲史、DF酒井高徳。アンカーはMF扇原貴宏が入り、インサイドハーフは左にFW宮代大聖、右にMF井手口陽介。ウイングは左にMF広瀬陸斗、右にFW武藤嘉紀が構え、前線中央はFW佐々木大樹が務めた。[スタメン&布陣]
試合は前半6分、さっそく動いた。町田は左サイドで中山がセカンドボールを回収すると、クロスを上げると見せかけ、そのまま深い位置までドリブル突破。ゴールライン際までえぐってクロスを上げると、これに藤尾が反応し、ヘディングシュートがゴールマウスに吸い込まれた。一方の神戸は前半開始早々に痛い失点となった。
その後は神戸が宮代の個人技を中心に攻勢を展開すると、前半22分にはセットプレーで深く押し込み、右サイドを攻め上がった酒井の左足クロスでチャンスメイク。相手の中途半端なクリアに井手口が飛び込み、左足ボレーで枠内を襲った。だが、これは谷がファインセーブ。町田の守護神がチームを救った。
さらに神戸は前半27分、左サイドで扇原が縦パスを入れ、これを宮代が受けると、ドリブルで望月を抜き去ってゴール前に侵入。だが、最後のタッチが乱れてシュートに至らず、昌子にカバーされる。一方の町田は同29分、相馬のドリブル突破でゴール正面からFKを獲得するも、中山のFKは前川のファインセーブに阻まれた。
それでも前半32分、町田のカウンターが炸裂した。自陣ボックス内で中山が見事なカバーを受け、中村がすかさずロングフィードを蹴ると、右サイドでM・デュークが身体を張ってボールキープ。M・デュークは藤尾とのワンツーで前を向くと、ゴール前にスルーパスを送る。これに反応したのは相馬。見事なトラップからゴール前に持ち運び、最後はふわりと浮かせたシュートで前川との1対1を制し、2-0とした。
そうして迎えた後半開始時、2点ビハインドの神戸は負傷明けのFW大迫勇也を投入。ハーフタイム明けには他の選手より早くピッチに姿を見せ、サポーターから盛大なチャントを浴びた。すると同5分、神戸は武藤が相馬のファウルを受け、ゴール前のFKでチャンスを獲得。キッカーの大迫が意表を突いてパスを出し、武藤がシュートを狙ったが、町田も中村がアラートな対応を見せ、隙のない対応でピンチを阻んだ。
すると町田は後半11分、またしてもスコアを動かした。右サイドからのスローインで相手のクリアミスを誘い、高く浮かんだボールを藤尾が収めると、中山、林がうまくつなぎ、縦パスを受けた藤尾がペナルティアーク内から左足一閃。強烈なシュートがGK前川の手を弾いてゴールに吸い込まれ、藤尾のこの日2ゴール目で3-0とした。
ところが神戸も譲らない。後半17分、後半から左ウイングにポジションを移していた佐々木が右足でクロスを送ると、宮代のヘディングシュートがゴール右隅に吸い込まれ、ようやく1点を返した。さらに同19分、吉田孝行監督は佐々木と永戸に代わってMF井出遥也とDF本多勇喜を投入し、フレッシュな選手に期待した。
一方の町田も後半20分、藤尾とM・デュークに代わってFWオ・セフンとMFナ・サンホを投入。また同32分には2か月間の負傷離脱明けのDF岡村大八をドレシェヴィッチに代わって起用し、ゴール前をより固めた。そこからは再び試合が一進一退の攻防に。神戸は大迫がなんとか起点を作ろうと試みるが、昌子や中山が競り負けずに対応し、そのままシャットアウト。町田が天皇杯初制覇を果たし、悲願の初タイトルを手にした。
(取材・文 竹内達也)
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第105回天皇杯は22日、国立競技場で決勝戦を行い、FC町田ゼルビアが初優勝を果たした。史上初の決勝進出で、連覇を狙うヴィッセル神戸を3-1で撃破。クラブ創設37年目、サイバーエージェントグループ参画から7年、就任3年目の黒田剛監督の下で躍進を続けてきた気鋭のクラブが悲願の初タイトルを掴んだ。
初優勝を狙う町田は3-4-2-1の布陣で臨んだ。GK谷晃生がゴールを守り、3バックは左からDFドレシェヴィッチ、DF昌子源、DF望月ヘンリー海輝。ダブルボランチはMF中山雄太をMF前寛之が組み、ウイングバックは左にMF林幸多郎、右にMF中村帆高。シャドーは左にMF相馬勇紀、右にFWミッチェル・デュークが起用され、1トップをFW藤尾翔太が務めた。
対する連覇狙う神戸は4-3-3の布陣でGK前川黛也がゴールを守り、4バックは左からDF永戸勝也、DFマテウス・トゥーレル、DF山川哲史、DF酒井高徳。アンカーはMF扇原貴宏が入り、インサイドハーフは左にFW宮代大聖、右にMF井手口陽介。ウイングは左にMF広瀬陸斗、右にFW武藤嘉紀が構え、前線中央はFW佐々木大樹が務めた。[スタメン&布陣]
試合は前半6分、さっそく動いた。町田は左サイドで中山がセカンドボールを回収すると、クロスを上げると見せかけ、そのまま深い位置までドリブル突破。ゴールライン際までえぐってクロスを上げると、これに藤尾が反応し、ヘディングシュートがゴールマウスに吸い込まれた。一方の神戸は前半開始早々に痛い失点となった。
その後は神戸が宮代の個人技を中心に攻勢を展開すると、前半22分にはセットプレーで深く押し込み、右サイドを攻め上がった酒井の左足クロスでチャンスメイク。相手の中途半端なクリアに井手口が飛び込み、左足ボレーで枠内を襲った。だが、これは谷がファインセーブ。町田の守護神がチームを救った。
さらに神戸は前半27分、左サイドで扇原が縦パスを入れ、これを宮代が受けると、ドリブルで望月を抜き去ってゴール前に侵入。だが、最後のタッチが乱れてシュートに至らず、昌子にカバーされる。一方の町田は同29分、相馬のドリブル突破でゴール正面からFKを獲得するも、中山のFKは前川のファインセーブに阻まれた。
それでも前半32分、町田のカウンターが炸裂した。自陣ボックス内で中山が見事なカバーを受け、中村がすかさずロングフィードを蹴ると、右サイドでM・デュークが身体を張ってボールキープ。M・デュークは藤尾とのワンツーで前を向くと、ゴール前にスルーパスを送る。これに反応したのは相馬。見事なトラップからゴール前に持ち運び、最後はふわりと浮かせたシュートで前川との1対1を制し、2-0とした。
そうして迎えた後半開始時、2点ビハインドの神戸は負傷明けのFW大迫勇也を投入。ハーフタイム明けには他の選手より早くピッチに姿を見せ、サポーターから盛大なチャントを浴びた。すると同5分、神戸は武藤が相馬のファウルを受け、ゴール前のFKでチャンスを獲得。キッカーの大迫が意表を突いてパスを出し、武藤がシュートを狙ったが、町田も中村がアラートな対応を見せ、隙のない対応でピンチを阻んだ。
すると町田は後半11分、またしてもスコアを動かした。右サイドからのスローインで相手のクリアミスを誘い、高く浮かんだボールを藤尾が収めると、中山、林がうまくつなぎ、縦パスを受けた藤尾がペナルティアーク内から左足一閃。強烈なシュートがGK前川の手を弾いてゴールに吸い込まれ、藤尾のこの日2ゴール目で3-0とした。
ところが神戸も譲らない。後半17分、後半から左ウイングにポジションを移していた佐々木が右足でクロスを送ると、宮代のヘディングシュートがゴール右隅に吸い込まれ、ようやく1点を返した。さらに同19分、吉田孝行監督は佐々木と永戸に代わってMF井出遥也とDF本多勇喜を投入し、フレッシュな選手に期待した。
一方の町田も後半20分、藤尾とM・デュークに代わってFWオ・セフンとMFナ・サンホを投入。また同32分には2か月間の負傷離脱明けのDF岡村大八をドレシェヴィッチに代わって起用し、ゴール前をより固めた。そこからは再び試合が一進一退の攻防に。神戸は大迫がなんとか起点を作ろうと試みるが、昌子や中山が競り負けずに対応し、そのままシャットアウト。町田が天皇杯初制覇を果たし、悲願の初タイトルを手にした。
(取材・文 竹内達也)
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