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[天皇杯]明大が金星。「奇跡ではない。湘南は守りやすかった」

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 10日の天皇杯2回戦で、大学屈指の強豪・明大がJ2上位の湘南ベルマーレを1-0で下した。J2リーグ戦が連戦のためベテラン勢など大半の主力を休ませた影響もあるが、明大が優勢に試合を進めた。前半31分にFW山村佑樹からMF山田大記につなぎ、山田のドリブル突破から最後はMF三田啓貴が決勝弾を叩き込んだ。

 湘南によると、明大の神川監督は「湘南が通常のリーグ戦のメンバーと変わっていたこともあり、我々としても大学を代表する立場として絶対に負けられないという気持ちで臨んみました。けっして我々がJのチームに劣っているとは思っていない。奇跡ではなく、ある意味僕たちの目指す目標が実現しただけだと思っています。個々のフィジカルは強いという印象を受けましたが、ボールを動かすという点では明治のほうが上回っていたと思っています。最後もほとんど縦1本のパワープレーだったので明治からすれば守りやすかった」と胸を張ったという。

(文 近藤安弘)

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