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『ウイイレ』から名称変更の『eFootball』初公式大会…プロ3選手が配信3日間で見い出したプレーのコツは?

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eスポーツプロ選手のかつぴーや、まさちゅう、Shiro

 日本eスポーツ連合(JeSU)が主催するeスポーツの国際大会『日本・サウジアラビア eスポーツマッチ』が2、3日に開催された。5タイトルのうち1つは、9月30日に配信されたばかりの『eFootball 2022』。JeSU公認プロライセンスを持つかつぴーや、まさちゅう、Shiroは数日で練習に励み、サウジアラビアに勝利した。

『ウイニングイレブン』から名称が変更され、新たなスタートとなった『eFootball 2022』。毎年タイトルが変わるごとに仕様も変わり、慣れるまでのスピードが求められる中、3選手は練習を重ねたという。9月30日の配信開始から与えられた時間は3日間。網羅できる時間が少ないところで、新作をどう見たか。『eFootball』プレーヤーの成長のヒントにもなり得るポイントを聞いた。

・かつぴーや
「僕は仕様を掴むことを考え、何が強くて、何が弱いのか色々試行錯誤しながら、練習をやりました。中に切り込むドリブルが強かったり、逆にフライスルーパスがまったく通らなかったり。パスよりもドリブルで攻めていったほうが得点につながるときが多かったので、できるだけパスよりドリブルで崩していくほうがいいのかな、という意識でやっていました。パスは足を出されて取られることが多いので、ショートパスでつなぐっていうのは、絶対に出せるときじゃないとしないようにしましたね」

・まさちゅう
「ディフェンスラインのパス回しはけっこう危なかったです。チェイシングで取られる感じはしていたので、そこはセーフティに行くことだけを考えました。前まで持っていけると、相手も仕様をわかっていると思うので、駆け引きが始まると思うんですけど、ディフェンスラインは気をつけましたね」

・Shiro
「キックフェイントとシュートキャンセルが、R1ボタンに変わりました。そこが重要だと思ったので、練習中に体にしみ込ませていきましたね。もちろん、まだまだ3日では馴染まない。前の癖が出ているところがあったので、今後もっと練習したいです」

(取材・文 石川祐介)

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