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44年ぶりの優勝へ、プランデッリ「夢を見るなら大きな夢を」

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[6.28 EURO準決勝 ドイツ1-2イタリア ワルシャワ]

 イタリアのチェーザレ・プランデッリ監督がEURO制覇へ向けて、意欲を露わにした。スペインと戦う決勝戦へ向け、「夢を見るなら大きな夢を見るべき。今こそ、それが始まろうとしている。スペインは本当に驚異的なチームだが、今夜と同じように万全の準備をして臨みたい。オープンな展開を予想している。勝負は始まってみなければ分からない」とキッパリ。1968年大会以来11大会ぶり、実に44年ぶりとなる優勝へ向けて意気込んだ。

 準々決勝で0-0でもつれ込んだPK戦の末にイングランドをPK2-4で破ると、この日に行われた準決勝では優勝候補・ドイツを1-2で撃破した。指揮官は「ドイツはいいチームだが、我々にはどうプレーすべきかという点でいいアイデアがある。我々は常に最初からサッカーをしようとしているし、選手たちもチームとしてやろうとしていることを完全に理解してくれている」とコメント。「我々はドイツに対し、キックオフ直後からサッカーをしようとした。このイタリア代表は非常にクオリティーが高いチームなので、このスタイルを貫くのが私の方針だ」と胸を張った。

「喜びに浸っている時間はなく、最も大切な次の試合に集中しなければならない」。プランデッリ監督率いる“アズーリ”は1日に行われる決勝・スペイン戦を制し、44年ぶりの快挙を成し遂げることができるか。

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