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イングランド対ロシア戦のスタジアム内外で騒動発生、負傷者や逮捕者も

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 開幕2日目を迎えたユーロ2016だが、11日にグループB第1節イングランド対ロシア戦が開催されたマルセイユではスタジアム内外でサポーターによる騒動が発生し、負傷者も出ている模様だ。各国メディアが伝えている。

 マルセイユのスタッド・ベロドロームで開催された試合はイングランドが後半に先制点を奪ったが、アディショナルタイムにロシアが追いついて1-1のドローに終わった。あと一歩で白星を逃したイングランドだが、災難はピッチ上の結果だけにはとどまらなかった。

 試合後には観客席のロシアサポーターが警備を突破し、イングランドサポーターの区域にまで侵入した模様。物を投げつけたり、フラッグを奪ったりするなどの行為が行われたと報じられている。

 UEFAはスタジアムでの出来事について調査を開始すると述べており、ロシアに何らかの処分が下される可能性もあるようだ。ロシアのスポーツ大臣ヴィタリー・ムトコ氏は「衝突はなかった」と述べた上で、試合後に両国のファンを分けられなかった警備体制の不備を指摘している。

 騒動が起こったのはスタジアム内だけではない。9日、10日にも混乱が発生していたマルセイユ市街では11日にも、イングランドサポーターとロシアサポーターや地元マルセイユサポーターとの衝突が発生したようだ。警察隊が催涙ガスなどを用いて鎮圧し、複数の負傷者や逮捕者が出ているという。重体のイングランドファンもいる模様だと伝えられている。

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