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イタリア代表で一躍スターとなった19歳ケアン、ボヌッチは「謙虚さを忘れるな」

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ボヌッチが19歳FWモイゼ・ケアンに助言

 ユベントスに所属するイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが、23日のフィンランド戦終了後、イタリア国営放送『Rai』のインタビューに応じ、19歳のFWモイゼ・ケアンについて自身の見解を示した。

 19歳のケアンは23日、EURO2020予選のフィンランド戦(2-0でイタリアが勝利)において、イタリア代表で初めて先発の座をつかむと、後半29分にイタリアの2得点目をマークして勝利に貢献した。この日、19歳23日でゴールを決めたケアンは、1958年に元ユベントスFWのブルーノ・ニコレが記録したイタリア代表史上最年少得点記録18歳258日に次ぐ、2番目の若さで歴史に名を刻んだ。

 指揮官のロベルト・マンチーニからも、「宿命を背負った選手」として期待を受けるケアンだが、同僚のボヌッチは19歳FWの才能を認めつつ、地に足をつけるよう求めた。

「デビュー戦でのゴールは偶然には生まれない。したがって彼は宿命を背負った選手だと思う。素晴らしい下地があるので、鍛錬していってほしい。これからも謙虚さを忘れてはならない」

 一方、指揮官のマンチーニは、同じくアフリカ系の愛弟子であるFWマリオ・バロテッリとの同時起用も検討しているようだ。

「クオリティはあるが若いので努力していかなければならない。すべては彼次第だ。ケアンは右ウィングや左ウィングでプレーできるので、バロテッリと一緒にプレーする可能性がある」

 バロテッリも過去に若くして爆発的な活躍を見せたが、ピッチ外での振る舞いなどが足かせとなり、その才能を十分に活かしきることができなかった。果たしてユベントスFWには輝かしい将来が待っているのだろうか、今後の成長が期待されるところだ。

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