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イングランド、10年ぶり敗戦の理由…マグワイア「クラブでの戦いを持ち込んでしまった」

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ハリー・マグワイアが10年ぶり敗戦について語る

 イングランド代表DFハリー・マグワイアは、所属するクラブでのパフォーマンスが代表チームにも影響を与えていると考えているようだ。英『スカイ・スポーツ』が伝えている。

 11日に行われたEURO2020予選グループA第7節で、チェコと対戦したイングランド。開始5分に得たPKをFWハリー・ケインが決めて先制に成功したものの、わずか4分後に追いつかれると、終盤の85分に逆転を許す展開に。結局このまま1-2と敗れ、欧州での予選(EURO、ワールドカップを含む)で10年ぶりの敗戦となった。

 この試合の4バックは、右からキーラン・トリッピアー(アトレティコ・マドリー)、マイケル・キーン(エバートン)、マグワイア(マンチェスター・ユナイテッド)、ダニー・ローズ(トッテナム)が形成した。トリッピアーを除く3選手はプレミアリーグでプレーしているが、マンチェスター・Uは12位、トッテナムは9位、エバートンに至っては18位と、それぞれリーグ戦で低調なシーズンを送っている。

 バックラインに自信が欠けていたのではないかと問われたマグワイアは、「そうだね」と返答。クラブでの低調な戦いが、代表チームにも影響を与えてしまったと語っている。

「僕たちはクラブチームでの戦いを、代表レベルでも持ち込んでしまった。難しい試合だった。誤解はしてほしくないけど、立ち上がりから不注意だった。リードはしたものの、それには値しなかったんだ」

「後半は前半よりも試合をコントロールできたけど、雑な得点を許してしまった。改善の必要がある」

 そして、連携面での改善を誓っている。

「連携面で成長していかないといけないのは明らかだ。代表チームではそれができない場合もある。クラブでプレーできないことによって招集されない選手もいるし、ケガをする選手もいる」

「それに適応する必要があるんだ。代表での難しい部分だね。新しいパートナーシップを探さなければいけない」

 それでも、「言い訳はない。前進しなければならない。ボールを持ってうまくやらければならない。そして、自陣ゴールから相手を遠ざけなければならないんだ」とし、14日に控えるブルガリア戦に意気込んでいる。

 なおグループAで首位を走るイングランドは、ブルガリア戦で勝利し、同日に3位コソボがモンテネグロに敗れた場合、EURO本戦への出場が決定する。

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