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「ひどいケガを乗り越えて…」4年ぶりゴールのカソルラをモレノ監督が称賛

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指揮官がMFサンティ・カソルラを賞賛

 スペイン代表ロベルト・モレノ監督は、代表で久々のゴールを挙げたMFサンティ・カソルラらを称賛した。

 15日に行われたEURO2020予選でスペインはホームでマルタと対戦。前半23分のFWアルバロ・モラタのゴールを皮切りに、カソルラが追加点をマークすると、後半にも攻撃の手を緩めず、7-0で大勝した。これでグループFの首位通過が決定している。

 試合後、モレノ監督は「サンティやセルヒオ(ラモス)、ラウール(アルビオル)ら優勝した経験のある選手たちの貢献は計り知れない。相当のクオリティがあり、彼らの経験が必要だ。自身のパフォーマンスだけではなく、他の選手たちへ大きな影響をもたらしてくれた」とベテラン勢の活躍について話し、特に4年ぶりの代表戦ゴールを挙げたカソルラを称賛した。

「酷いケガに悩まされた3年間を乗り越えてからの実績や状態は格別だ。サンティに加え、セルヒオといった選手たちがいなければ、準決勝、決勝と勝ち進むことは相当難しい」

 さらに、初ゴールを挙げた若手のDFパウ・トーレスとFWダニ・オルモらを称賛した同指揮官は、フットボール界の上位と下位の差が確実に狭まっている中での7点差勝利を手放しで喜んだ。

「強豪国とその他の国の差が近くなっている。世界中に渡り、均衡している。それでも、我々は最初と最後にしっかりと気を引き締めることができた。このようなプレーができ、これだけのゴールを挙げられたことはいつであったもうれし限りだ」

 一方、大敗を喫したマルタのレイ・ファルギア監督は「セットプレーでのプレーがひどく、同じような状況から何度もやられた。1983年には1-12でスペインに敗れたこともあるが、今のスペインはそれ以上だ。何度でも言おう、彼らは世界最高のチームだ。来夏の大会でも優勝できると思う」とスペインを称賛している。

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