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EURO2020延期の可能性に伊代表指揮官マンチーニ「今年は優勝できたはずだが…」

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 イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督が15日、イタリア国営放送『Rai』のインタビューに応じ、EURO2020に関して自身の見解を述べた。

 ヨーロッパでは、イタリアを中心に新型コロナウイルス感染拡大が深刻化しており、各国のリーグ戦が軒並み中断されたほか、監督や選手らの感染も発覚。サッカー界に大きな混乱が生じている。そんな中、6月に開幕が予定されているEURO2020の開催も危ぶまれている。イタリア代表指揮官マンチーニが自身の見解を示した。

「もしEURO2020が延期されれば、国内リーグは問題なく日程を消化することができるだろう。みんなの健康を守ることが最も重要であり、どんな解決法であろうと私は受け入れる。招集メンバーのリストはほぼ決まっていたし、今年だったら優勝できたはずだと考えるが、来年になっても優勝するつもりだ。また11月に開催されるとしても問題ない。再開されたときは、再び自由を実感することができるのだから、すべてがより素敵なものに感じられるだろう。今のような状況にあるときこそ、様々なことに気づき、より成長できるはずだと考える」

 続いてマンチーニは、2018年ロシア・ワールドカップ覇者のフランス代表など他国の代表チームについて自身の考えを述べた。

「もちろんフランスが最もベテランのチームであり、最初から優勝を目指してくるだろう。スペインやオランダは我々と同じように再スタートを切ったが、1年ほど先を行っているような気がする。それから素晴らしいW杯を終えたばかりのイングランドも比較的若いチームと言える。フランスがリードしていて、その他のチームは横並びといったところだろう」

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