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国籍変更でEUROに臨むスペイン代表DFラポルト、スペイン人としての自覚はあるか?との問いに…

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スペイン代表としてEUROに臨むDFエメリク・ラポルト

 マンチェスター・シティのDFエメリク・ラポルトスペイン代表として初めての記者会見に出席した。

 フランス・アゲン出身のラポルトは、フランスの各年代ユース代表としてプレーしてきた。しかし、A代表ではチャンスを得られず、曾祖父母がバスク人であるためスペインの市民権を取得。そしてFIFAに必要書類を提出し、スペインへと国籍変更。EURO2020ではスペイン代表の一員としてメジャー大会に臨む。

 すでにスペイン代表としてもデビューを果たしているラポルト。一方で、記者会見では「国旗や国歌を守るだけのスペイン人としての自覚はあるか?」との追及にこのように答えている。

「非常に強い質問だが、可能な限りベストな方法で応えたい。僕はトップレベルで戦う。目的はスペインと同じで、大会に勝つことだ。代表チームで勝つためにすべてを捧げるし、それが重要なことだ」

 また、スペイン代表に招集されるまでの経緯を明かし、「U-19のときから連絡を取り合い、今回のチャンスが来た。ルイス・エンリケ監督が電話で尋ねてきたので、僕は国のためにプレーしたい、トップレベルでやりたいと伝えたんだ」と説明している。

 一方で、フランス代表のディディエ・デシャン監督とは複雑な関係が続いており、「メッセージを送ったが、電話番号を変えたのかもしれない。正直なところあまり気にしていない」とコメントしている。

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