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ドイツ代表レーブ監督「フンメルスは責められない。残酷な試合」フランス戦OG惜敗に悔しさあらわ

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 ドイツ代表指揮官ヨアヒム・レーブが、EURO(ユーロ)2020初戦黒星を悔やんだ。

 現地時間15日に行われたEURO2020グループF第1節で、ドイツはフランスと対戦。20分、クロスをクリアしようとしたマッツ・フンメルスの足に当たってボールが自ゴールに吸い込まれ、オウンゴールで失点。その後ボールを握って攻めに出たが、反撃できずに初戦を0-1で落としている。

 試合後、レーブ監督は「とても激しく、残酷な試合だった」と会見で述べ、黒星スタートに悔しさをにじませた。

「私たちは最後まで戦い続けた。選手たちを責めることはできない。できる限りのことはしたよ。欠けていたのはファイナルサードのフィニッシュワーク、クオリティだった」

「もちろんマッツを非難するつもりはない。処理を誤ったかもしれないが、簡単な場面ではなかったからね。もちろん、フランスが素晴らしいチームであることは承知していた。すべての攻撃を防ぐことは不可能だったということだ」

 そしてレーブ監督は「水曜日にはいくつかのことに取り組む必要があるね。この結果に誰もが失望しているが、すべきことを押し進めないと最良の結果は得られない」と続け、19日に控えているポルトガル戦に向けて、翌日からトレーニングで修正すると明かした。

 レーブ監督は今大会をもっての勇退がすでに決定している。フランスとの初戦を落としたドイツは19日にポルトガルと、23日にはハンガリーと戦うことになるが、ここから巻き返して勝ち上がることができるのだろうか。
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