アラバに“口封じ”されたオーストリア代表FW、UEFAからの処分が決定
欧州サッカー連盟(UEFA)は16日、オーストリア代表のFWマルコ・アルナウトビッチが相手選手を侮辱したとして、1試合の出場停止処分を科すことを発表した。これにより、17日に行われるEURO2020のグループC第2節・オランダ代表戦は欠場することになる。
アルナウトビッチは13日の第1節・北マケドニア代表戦(○3-1)で終盤にダメ押しの3点目を決めた際、キャプテンのDFダビド・アラバに口元を鷲づかみにされ、強引に黙らされる一幕があった。
イギリス『BBC』によると、セルビアにルーツを持つアルナウトビッチが、アルバニア人の血を引く北マケドニア代表のDFエグゾン・ベイトゥライとMFエズジャン・アリオスキに浴びせた言葉が問題視されたようだ。セルビアとアルバニアはコソボを巡り、歴史的に強い緊張関係が続いている。
アルナウトビッチは試合後に自身のインスタグラムを更新。「試合中に熱くなり、きつい言葉を言ってしまった。特に北マケドニアとアルバニアの友人たちに謝罪したいと思う」と反省しつつ、「ひとつ、はっきりしていることを言いたい。僕は人種差別主義者ではない。僕はほとんど全ての国に友人がおり、多様性を支持している。僕のことを知っている人は皆、そのことを分かっている」と疑惑を否定していた。
●EURO2020特集
アルナウトビッチは13日の第1節・北マケドニア代表戦(○3-1)で終盤にダメ押しの3点目を決めた際、キャプテンのDFダビド・アラバに口元を鷲づかみにされ、強引に黙らされる一幕があった。
イギリス『BBC』によると、セルビアにルーツを持つアルナウトビッチが、アルバニア人の血を引く北マケドニア代表のDFエグゾン・ベイトゥライとMFエズジャン・アリオスキに浴びせた言葉が問題視されたようだ。セルビアとアルバニアはコソボを巡り、歴史的に強い緊張関係が続いている。
アルナウトビッチは試合後に自身のインスタグラムを更新。「試合中に熱くなり、きつい言葉を言ってしまった。特に北マケドニアとアルバニアの友人たちに謝罪したいと思う」と反省しつつ、「ひとつ、はっきりしていることを言いたい。僕は人種差別主義者ではない。僕はほとんど全ての国に友人がおり、多様性を支持している。僕のことを知っている人は皆、そのことを分かっている」と疑惑を否定していた。
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