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大一番を前にマイペース…会見に臨んだスコットランド代表MF「コーラください」

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MFジョン・マッギンはマイペース

 スコットランド代表は18日、グループリーグ第2節でイングランド代表と対戦する。MFジョン・マッギンは前日会見に出席すると、FWクリスティアーノ・ロナウドが行った“ドリンク排除”を揶揄。「コーラどこ?」と記者団を笑わせた。17日、英『スカイスポーツ』が伝えている。

 スコットランドは23年ぶりの国際大会で、初戦はチェコに0ー2で敗戦。グループリーグ突破のために負けられない一戦だが、相手は宿敵イングランドとなった。最初の対戦は1872年に遡り、対戦成績はスコットランドの41勝48敗25分。国の威信を懸けた大一番に緊張かと思いきや、マッギンは前日会見でマイペースを崩さなかった。

 会見に登場したマッギンは机上を見渡すと、水のみを確認。「コーラないの?」とぼそっとつぶやき、会場は記者団の爆笑の渦に包まれた。

 EURO2020では、ポルトガル代表のFWクリスティアーノ・ロナウドの行いがきっかけで大会公式ドリンクスポンサーへの風向きが変わってしまった。C・ロナウドはハンガリー戦の前日会見の開始前に、机上に置かれたコカ・コーラ2本を確認すると、険しい表情で脇に移動。水のボトルを掲げながら、「アグア(ポルトガルで水の意)」と要求していた。C・ロナウドのストイックさが為せる所業だが、それ以降、それぞれの信条をもとに会見場の机上に置かれたコカ・コーラやハイネケンを移動させる“ミーム”になってしまっていた。

 プレミアリーグのアストン・ビラで活躍を続ける26歳に気負いはないようだ。マッギンは「毎週、彼らのような男たちと戦いを続けてきた」と自信を垣間見せる。「そのことをスコットランドの仲間たちに伝えた。私たちが十分に戦えるということをね。イングランドは素晴らしいチームだ。だけど、私たちの能力を十二分に発揮すれば、相手は混乱するだろう」と意気込みを語った。


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