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マンチーニ監督「彼の涙を見て驚いた」イタリアの快進撃を支えたスピナッツォーラが長期離脱へ

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DFレオナルド・スピナッツォーラが長期離脱へ

[7.2 EURO準々決勝 ベルギー1-2イタリア ミュンヘン]

 ローマイタリア代表DFレオナルド・スピナッツォーラがアキレス腱の負傷で長期離脱を強いられるようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じている。

 スピナッツォーラは2日に行われた欧州選手権(EURO2020)の準々決勝・ベルギー代表戦(○2-1)の後半31分、MFジョルジーニョ(チェルシー)からのサイドチェンジのボールをヘディングで前に押し出し、ベルギーのMFトルガン・アザール(ドルトムント)を追い越そうとした場面で左足を負傷。自ら交代のサインを出して倒れ込み、顔を両手で覆いながら担架で運び出された。

 開幕から左サイドバックとしてイタリアの快進撃を支え、ベルギー戦でも失点のピンチからチームを救うブロックを見せたが、ここで大会から去ることになる模様だ。

 ロベルト・マンチーニ監督は試合後の会見で「スピナッツォーラの状況は深刻なようだ。彼が涙を流しているのを見て私は驚いたし、アクシデントでの動きは良くなかった」と語り、「彼はEUROで素晴らしい仕事をしていただけに残念だ」と離脱を嘆いた。

 同メディアによると、スピナッツォーラは所属するローマに戻ってから手術をする予定で、復帰までは約4か月を要するとみられる。セリエA開幕は絶望的となり、新シーズンからローマを率いる「ジョゼ・モウリーニョにとっても悪いニュースだ」と同メディアはレポートした。

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