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警備員がイタリア代表DFを乱入者と間違える珍事…体をつかんでスタンドに戻るよう促す

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ピッチ乱入者と間違われたDFレオナルド・ボヌッチ

 6日に行われた欧州選手権(EURO2020)準決勝のスペイン代表戦(1-1、PK4-2)で、イタリア代表のDFレオナルド・ボヌッチ(ユベントス)が警備員にピッチ乱入者と間違われる珍事が起きた。イタリア『スカイ・スポーツ』など複数メディアが取り上げている。

 ボヌッチはPK戦までもつれる激闘となったスペイン戦の勝利後、大勢のサポーターが待つスタンドへ。身を乗り出して叫ぶ12番目の選手たちと喜びを分かち合い、振り向いてピッチに引き返そうとした際、警備員の女性に行く手を阻まれた。

 体を押さえられたボヌッチはスタンドへ戻るよう促す警備員を怪訝な表情で見つめると、警備員はすぐにイタリア代表DFだと気づいた様子。ボヌッチは笑顔で警備員とハグを交わした。

 イタリア『スカイ・スポーツ』は「ピッチ乱入者と勘違いされたボヌッチがスチュワード(警備員)に止められる」と題し、同シーンの動画を掲載。「スペインに勝利したイタリアのお祝いでの不思議な出来事。レオナルド・ボヌッチは喜びながらスタンドに行ったが、彼がフィールドに戻ろうとした時、スチュワードが侵入しようとしたファンと間違えてブロックしたのだ。一瞬の躊躇の後、誤解が解けて2人は抱き合い、DFは大笑いしてチームメイトのもとに戻っていった」とレポートした。


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