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EURO序盤で躍進も大怪我…スピナッツォーラは決勝観戦へ「応援のほうが緊張しそう」

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負傷離脱したDFレオナルド・スピナッツォーラが仲間を見守る

 イタリア代表は11日にEURO2020決勝でイングランド代表と対戦。アキレス腱の負傷で離脱したDFレオナルド・スピナッツォーラは、試合でプレーするよりも緊張している。イタリア『スカイスポーツ』が伝えた。

 今大会序盤で攻守に大活躍を見せたスピナッツォーラは、準々決勝ベルギー戦で負傷。アキレス腱断裂で、涙の途中交代となっていた。しかし、残った仲間たちが躍進を誓う。公式戦無敗記録を33に伸ばしながら快進撃を続け、1968年以来2度目の頂点に王手をかけた。

 現在はローマで治療中のスピナッツォーラだが、決勝はウェンブリースタジアムでの観戦を予定。「スタンドからみんなを見守るために飛行機に乗ることを決めた。応援席のほうが緊張しそうだね」と語っている。

 チームメイトたちは試合後でもスピナッツォーラのことを忘れず、ユニフォームを着用したり、応援歌を口ずさむ様子を見せた。スピナッツォーラは「2時間もビデオでコールしてくれて、本当に信じられなかった。心から感謝をしているよ」と喜びを語る。「チームバス内でもまた私のために歌を歌ってくれた。日曜の決勝は、きっと素晴らしい試合になる。いまから楽しみだね」と全力で応援する構えだ。

「もちろん、イタリアの勝利を願っているよ。5分5分かな。イングランドはベンチにラッシュフォードやサンチョ、フォーデンといった若手の逸材がいる。それはチームの強さを表している。タフなゲームになるだろうね。でも、私たちは素晴らしいチームであり、勝つことだってできるはずだ」

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