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「決勝進出だけでは十分ではない」イタリア指揮官が53年ぶりのEURO制覇誓う

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優勝を誓うロベルト・マンチーニ監督

 イタリア代表ロベルト・マンチーニ監督は、EURO2020決勝進出だけでは不十分だと主張した。

 グループリーグから快進撃を続けるイタリア。ノックアウトステージではオーストリア、ベルギーを接戦の末に下し、準決勝スペイン戦では連勝記録こそストップしたものの、PK戦に勝利して2大会ぶりの決勝進出を決めた。

 1968年以来となる53年ぶりのEURO制覇を懸けて敵地ウェンブリーでイングランドと対戦するイタリアのマンチーニ監督は、プレスカンファレンスで「まだ成功を手にしたわけではない。日曜日に勝利したときのみ成功といえる」と話し、強豪との対戦を見据えた。

「イングランドは彼らを声援するほぼ満員のスタジアムで戦う。彼らへのサポートが大きいことは明らかだ。しかし、この大会を除いた1年間はファンなしで戦ってきたから、大丈夫だ。彼らにプレッシャーを掛けるためにもリードすることが大切だ。イングランドは最高のチームで、フィジカル面、タクティカル面でとても強いから、最後まで戦わなければいけない試合になる」

 さらに、同指揮官は「ファイナルは少し異なる試合になる。過度に緊張した状態ではプレーできない。適度なプレッシャー持って、楽しもうとしてプレーする必要がある。ここまで選手たちがやってきたことに誇りを感じている。簡単なことではなかった。それでも、初日から信じ続けていた。ファイナルにたどり着いたことは最高の功績だ。しかし、まだ十分ではない」と半世紀ぶりの戴冠を誓った。

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