beacon

J・アルバへのマインドゲームを否定するキエッリーニ「キャリアの最後の瞬間まで楽しめている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

PK戦前のやり取りが話題となったDFジョルジョ・キエッリーニとDFジョルディ・アルバ

 イタリア代表のDFジョルジョ・キエッリーニが、EURO2020準決勝のスペイン代表戦を振り返った。

 6日に行われた準決勝は、後半15分にFWフェデリコ・キエーザのゴールでイタリアが先制するも、同35分にFWアルバロ・モラタがネットを揺らして同点で90分を終えた。延長に入っても決着はつかず、勝敗はPK戦に委ねられることとなった。

 PK戦を前にイタリアのキャプテンを務めるキエッリーニと、スペインのキャプテンを担うDFジョルディ・アルバによるコイントスが行われた。その際に終始笑みを浮かべるキエッリーニと真剣な表情を見せるアルバの温度差が話題となった。

 イングランドとの決勝に向けた会見に出席したキエッリーニは当時を振り返り、アルバに仕掛けたマインドゲームではなかったとコメント。EUROの舞台をただ楽しんでいるだけだと明かした。

「これらの試合から、僕自身が成長していることを感じるね。今はキャリアの最後の瞬間まで楽しめているよ」

「僕はいつも笑顔を浮かべている。でもちゃんと対戦相手には最大限の敬意を払っているよ。笑顔できしめたり、笑ったりするけど、それはいつも僕がやっていること。あの時もそれを行っただけだよ。今は一瞬一瞬を楽しんでいるんだ」

「良い時でも悪い時でもそうする。僕のチームメイトは僕のことを愛してくれているけれど、対戦相手がそうじゃない時もある。でもお互いに尊重し合っていると感じるよ。いつもたくさんの愛情を与えて、たくさん受け取ってきた」

●EURO2020特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP