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“守護神伝説”を引き継いだ22歳ドンナルンマ「No.1はブッフォン。私はこれからだ」

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大会最優秀選手となったGKジャンルイジ・ドンナルンマ

[7.11 EURO決勝 イタリア1-1(PK3-2)イングランド ウェンブリー]

 イタリア代表はイングランド代表との接戦を制し、53年ぶりのEURO制覇を達成。『ESPN』によると、GKジャンルイジ・ドンナルンマはGKで大会史上初の最優秀選手に輝いた。

 抜群の安定感でゴールを守ったドンナルンマは、準決勝に引き続きPK戦でも活躍。3人目のFWマーカス・ラッシュフォードの失敗を誘発し、4人目のFWジェイドン・サンチョ、5人目のMFブカヨ・サカは立て続けにセーブしてみせた。22歳には見えない守護神がイタリアを優勝に導いた。

 イタリア『RAI Sport』では、ドンナルンマの試合後のインタビューを紹介。「私たちは並外れていた。アチェルビが言っていたけど、たった1cm程度の違いを突き詰めて、成功に至ったんだ」と大会を振り返った。

「開始早々の失点で屈していたかもしれないが、私たちは違う。決して屈服することなどない」

「イングランドはとても守備が固かった。だから簡単ではなかったが、私たちは素晴らしいプレーで打ち破った。優勝に値するプレーだった」

 ミランの正守護神としてゴールを守ってきたドンナルンマは、今季限りで退団を決断。来季はパリSGへの移籍が濃厚といわれている。22歳が追いかけるのは、同じ名前のレジェンドであるGKジャンルイジ・ブッフォン。そのことにも言及した。

「ブッフォンは最高でNo.1の選手だ。でも、私がこれからどうなっていくか。それは見ていてほしい」

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