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イタリアのEURO制覇にテニス五輪代表ベレッティーニも歓喜「ジョコに敗北でも報われた」

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テニス男子で東京五輪イタリア代表のマッテオ・ベレッティーニ

 テニス男子で東京五輪イタリア代表のマッテオ・ベレッティーニが11日、遠征先のロンドンでEURO2020決勝イタリア対イングランド(1-1/PK3-2)を観戦し、母国の大会制覇に歓喜した。イタリア国営放送『Rai』や『スカイスポーツ』のインタビューで語った。

 ベレッティーニはEURO2020決勝と同じ11日に、テニスのウィンブルドン選手権決勝に出場。セルビアのノヴァク・ジョコヴィッチと対戦し、7-6(7-4)、4-6、4-6、3-6で惜しくも敗れた。その後、ウェンブリー・スタジアムに駆け付けてイングランドを下した母国の53年ぶり2度目のEURO制覇に歓喜した。

「この優勝により、ウィンブルドンで敗北したほろ苦さから報われた気分だ。スタジアムに駆け付けて後半から観戦した。もしかしたら僕が少しだけ幸運をもたらしたのかもしれない。僕自身はかなり苦しんだけどね。PK戦の場面では、ウィンブルドンでスタンドから観戦していた僕の両親よりも酷かったと思うよ」

 またベレッティーニは、インタビューに同席したGKジャンルイジ・ドンナルンマを称えつつ、心境を語った。

「非常にタフだが素晴らしい1日だった。(ドンナルンマに対し)主役のこの紳士のおかげで、PK戦を最高の形で締めくくることができたね。こんな試合を観戦するのは初めてだったので、見られて嬉しい。選手たちには『おめでとう』と伝えたよ。僕自身のことは残念だが、ジージョが言ってくれたように『また別のチャンスが巡ってくる』ことを願っている。バブルの中で過ごしていたので、みんなが集まってアッズーリを応援したことでチームの結束が増して勢いがついたように思う」

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