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衝撃の事実が判明…PK阻止で優勝を決めた伊代表GKドンナルンマ、EURO制覇に「気付いていなかった」

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 イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマが、歴史的なEURO制覇を決めた瞬間について振り返った。『gianlucadimarzio.com』が伝えた。

 イタリアは、11日に行われたEURO2020決勝でイングランド代表と対戦。2分に先制されたチームだが、67分にレオナルド・ボヌッチのゴールで追いつくと、1-1のまま延長戦へ。そのままPK戦にもつれ込むと、最後はブカヨ・サカのシュートをGKドンナルンマがストップし、53年ぶり2度目のEURO優勝を決めた。

 そんな中、PKストップで優勝を決めた瞬間のドンナルンマが話題に。ドンナルンマはサカのPKを止めた後、喜ぶこともなく無表情で歩いていた。このドンナルンマのシュールなまでの冷静ぶりが「クールだ!」など話題になっていたが、当の本人はこのシーンについて、「PKの場面? あれは勝ったことに気付いていなかったんだ」と『Calciomercato-L'Originale』で明かした。

「僕は審判のほうを見て、大丈夫か(PKストップに問題がなかったか)確認していたんだ。その後に、僕に駆け寄ってきていたチームメートに気付いた。すべてはそこから始まったんだ。もう何も理解できない感じだったね(笑)」

「僕たちはとても幸せだ。あらゆる瞬間を楽しんでいるよ。チームメートに感謝したいね。僕たちは最高の家族だよ」

 なお、今大会の7試合すべてでゴールマウスを守ったドンナルンマは、22歳にしてMVPを受賞。2020-21シーズン限りでミランとの契約が満了を迎え、今月中にもパリSGへのフリー移籍が決まるとみられている。

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