欧州選手権(EURO2020)の決勝で敗れたイングランド代表のサポーターが、オンライン署名サイト『change.org』で試合のやり直しを求める活動を始めた。『ミラー』が伝え、集まった署名はすでに10万を超えているという。

　1-1から突入したPK戦の末にイタリア代表に敗れた試合だが、イングランドサポーターは試合を通して「まったくフェアではなかった」と主張。DFジョルジョ・キエッリーニがFWブカヨ・サカに犯した悪質なファウルの画像を掲載して訴えた。

　その他にもイタリアが「押したり、引いたり、蹴ったり」していたとし、イングランド代表が勝つ可能性を高めるために、「偏見のない」主審で再試合が行われるべきだと主張。「イタリア代表のプレーにはレッドカードが出されるべきだった」とも記載している。

　しかし同メディアは10万人が「おそらく全員が本気で署名したわけではないだろう」とも推測。決勝トーナメント1回戦でスイス代表に敗れたフランス代表のサポーターも同様の署名活動をしていたことを例に出し、訴えていた場面が事実誤認であったことなどから現在は署名が取り下げられていることを紹介している。

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