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暴徒に襲われ肋骨骨折&呼吸困難に…イングランド代表マグワイアの父親がEURO決勝で悲劇に見舞われる

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DFハリー・マグワイアの父親が暴徒に襲われた

 イングランド代表DFハリー・マグワイア(マンチェスター・U)の父親であるアラン氏が11日のEURO2020決勝・イタリア代表戦(1-1、PK2-3)で暴徒に踏みつけられ、肋骨骨折の疑いがある怪我を負ったようだ。イギリス『ザ・サン』が伝えている。

 同紙によると、ロンドンのウェンブリー・スタジアムで開催された決勝でチケットを持たない暴徒が障害者用の入り口からスタジアム内に侵入。56歳のアラン氏は息子の代理人とともに選手の家族席に向かう途中、この騒動に巻き込まれ、暴徒に足で押しつぶされたという。肋骨を2本折られたとみられるアラン氏は呼吸が難しいほどの激しい痛みがあったというが、息子のキャリア最大の試合を最後まで観戦した。

 息子ハリーは同紙のインタビューで「父は怖かったと言っていた。サッカーの試合で誰もあんな経験をしてほしくない」と語り、「今回のことから学び、二度と起こらないようにしないといけない」と述べている。

 イングランドサッカー協会(FA)は7日の準決勝・デンマーク代表戦(○2-1)でも自国ファンによる相手GKへのレーザーポインターの使用、相手の国歌斉唱中の妨害行為、発煙筒の使用があったとして、欧州サッカー連盟(UEFA)から3万ユーロ(約390万円)の罰金処分を受けていた。UEFAは今回の件についても調査を開始したと報じられている。

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