耐えたトルコ、08年以来のEURO8強入り!! セットプレー2発で2点先行…オーストリアの猛攻しのいで逃げ切る
[7.2 EURO決勝トーナメント1回戦 オーストリア 1-2 トルコ ライプツィヒ]
EURO2024は2日、決勝トーナメント1回戦を行ない、オーストリア代表と対戦したトルコ代表が2-1の勝利を収めた。4大会ぶりのベスト8入りを決め、6日にオランダと対戦する。
フランス、オランダと同組ながらもグループD首位通過を果たしたオーストリアは初のベスト8進出を目指す。グループF2位通過のトルコは08年以来となる8強入りを狙うが、背番号10を背負うキャプテンのMFハカン・チャルハノールを出場停止で欠くこととなった。
試合はいきなり動いた。CKの好機を得たトルコはFWアルダ・ギュレルが左足で蹴り出す。オーストリアMFクリストフ・バウムガルトナーのクリアが味方のDFシュテファン・ポッシュに当たってゴールに向かうが、これはGKパトリック・ペンツがかき出す。しかし、こぼれ球をDFメリフ・デミラルが豪快に蹴り込み、わずか57秒でスコアを1-0とした。これはEUROの決勝トーナメントにおいて史上最速でのゴールとなった。
1点のビハインドを背負ったオーストリアは5分にCKからチャンスを生み出す。MFロマーノ・シュミットが蹴り出したボールはゴール前を通過してファーサイドまで流れたものの、飛び込んだバウムガルトナーは押し込むことができなかった。
まずは同点に追い付きたいオーストリアだが、守備時には最終ラインに5枚が並ぶトルコ守備陣を攻略し切れず。決定機らしい決定機を創出できないまま、前半終了を迎えた。
1-0のまま後半に突入すると、オーストリアはFWミヒャエル・グレゴリッチュとMFアレクサンダー・プラスを投入して状況を打開しようと試みる。6分には決定機を生み出し、ポッシュのスルーパスからPA内に侵入したFWマルコ・アルナウトビッチがGKとの1対1を迎えるが、シュートは距離を詰めたGKメルト・ギュノクに阻まれてしまった。
オーストリアが押し込む時間帯が続いたが、再びスコアを動かしたのはトルコだった。14分、アルダ・ギュレルが蹴り出した右CKに対し、ニアサイドで反応したデミラルが打点の高いヘディングで合わせてネットに突き刺してリードを2点差に広げた。
デミラルのこの日2点目で突き放されたオーストリアだったが、21分に1点を返す。MFマルセル・ザビッツァーが蹴り出した右CKをポッシュがすらすと、ファーサイドのグレゴリッチュが押し込んでスコアを2-1とした。
その後も同点に追い付こうとするオーストリアが猛攻をかけるが、45+4分のバウムガルトナーの決定的なヘディングシュートをギュノクのスーパーセーブでしのぐなど、粘り強く対応したトルコが同点ゴールを許さず。逃げ切って2-1の勝利を収めた。
●EURO2024特集
EURO2024は2日、決勝トーナメント1回戦を行ない、オーストリア代表と対戦したトルコ代表が2-1の勝利を収めた。4大会ぶりのベスト8入りを決め、6日にオランダと対戦する。
フランス、オランダと同組ながらもグループD首位通過を果たしたオーストリアは初のベスト8進出を目指す。グループF2位通過のトルコは08年以来となる8強入りを狙うが、背番号10を背負うキャプテンのMFハカン・チャルハノールを出場停止で欠くこととなった。
試合はいきなり動いた。CKの好機を得たトルコはFWアルダ・ギュレルが左足で蹴り出す。オーストリアMFクリストフ・バウムガルトナーのクリアが味方のDFシュテファン・ポッシュに当たってゴールに向かうが、これはGKパトリック・ペンツがかき出す。しかし、こぼれ球をDFメリフ・デミラルが豪快に蹴り込み、わずか57秒でスコアを1-0とした。これはEUROの決勝トーナメントにおいて史上最速でのゴールとなった。
1点のビハインドを背負ったオーストリアは5分にCKからチャンスを生み出す。MFロマーノ・シュミットが蹴り出したボールはゴール前を通過してファーサイドまで流れたものの、飛び込んだバウムガルトナーは押し込むことができなかった。
まずは同点に追い付きたいオーストリアだが、守備時には最終ラインに5枚が並ぶトルコ守備陣を攻略し切れず。決定機らしい決定機を創出できないまま、前半終了を迎えた。
1-0のまま後半に突入すると、オーストリアはFWミヒャエル・グレゴリッチュとMFアレクサンダー・プラスを投入して状況を打開しようと試みる。6分には決定機を生み出し、ポッシュのスルーパスからPA内に侵入したFWマルコ・アルナウトビッチがGKとの1対1を迎えるが、シュートは距離を詰めたGKメルト・ギュノクに阻まれてしまった。
オーストリアが押し込む時間帯が続いたが、再びスコアを動かしたのはトルコだった。14分、アルダ・ギュレルが蹴り出した右CKに対し、ニアサイドで反応したデミラルが打点の高いヘディングで合わせてネットに突き刺してリードを2点差に広げた。
デミラルのこの日2点目で突き放されたオーストリアだったが、21分に1点を返す。MFマルセル・ザビッツァーが蹴り出した右CKをポッシュがすらすと、ファーサイドのグレゴリッチュが押し込んでスコアを2-1とした。
その後も同点に追い付こうとするオーストリアが猛攻をかけるが、45+4分のバウムガルトナーの決定的なヘディングシュートをギュノクのスーパーセーブでしのぐなど、粘り強く対応したトルコが同点ゴールを許さず。逃げ切って2-1の勝利を収めた。
●EURO2024特集
データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
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