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今大会は大怪我で選外も…EURO王者スペインと決勝戦を共にした「27番目の選手」

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FWラミネ・ヤマル、FWニコ・ウィリアムスと共に喜ぶMFガビ(写真中央)

 3大会ぶり4度目のEURO(欧州選手権)制覇を成し遂げたスペイン代表には、心強い存在が付き添っていたようだ。

 スペイン代表は日本時間15日午前4時(現地時間14日午後9時)に行われたEURO決勝で、イングランドと対戦。試合に先立ってスタジアム入りしたチームの中には、負傷のため今大会メンバー外だった19歳のMFガビ(バルセロナ)の姿も見られ、試合前から世界中で大きな話題を呼んでいた。

 スペイン代表の主力として2022年のカタールW杯にも出場していたガビは昨年12月、右膝前十字靭帯断裂と外側半月板損傷の重傷を負い、現在は長期離脱中。それでも決勝を前に「27番目の選手」(ルイス・デ・ラ・フエンテ監督)としてチームに合流し、代表チームのジャージに身を包んで決勝のオリンピアシュタディオンにやってきていた。

 ガビは試合中、準々決勝ドイツ戦で左膝を負傷していたMFペドリ(バルセロナ)らとともに戦況を見守っていた模様。また今大会ではバルセロナのチームメートの17歳FWラミネ・ヤマルが単独アシスト王とベストヤングプレーヤー賞に輝く大ブレイクを果たしたが、試合後にはピッチ上で喜びを分かち合っており、若きスターの支えにもなっていたようだ。

●EURO2024特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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