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[Fリーグ]江口の1点を守り抜き、大阪が府中に勝利

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[7.21 Fリーグ第8節 大阪1-0府中 テバオーシャンアリーナ]

 Fリーグは21日、第8節を行い、シュライカー大阪府中アスレティックFCが対戦した。後半2分にFP江口孝一のゴールで先制した大阪は、GK宮竹晴紀を中心に堅い守りを見せて1-0で勝利を収めている。

 序盤は膠着していた試合だが、徐々に大阪が主導権を握って行く。前半10分に後方からのロングボールを受けたFP永井義文が反転してシュート。しかし、ボールは左に外れて行った。その直後にも永井は相手のミスから決定機を得たが、シュートに力がなく、DFに抑えられた。

 その後も前半14分に、セットプレーの流れからFP江口孝一が決定機を得るが、シュートがGK田中俊則の正面に飛ぶなど、得点を挙げることはできない。両チームともビルドアップがうまくいかずに、なかなかシュートまで持ち込めなかった。前半終了間際には、大阪のFP松宮充義、FP村上哲哉がやや強引にゴールを狙ったが、GK田中に阻まれてスコアレスのまま前半を終えた。

 後半2分、大阪が強引にゴールを割る。右サイドからの折り返しでゴール前に混戦が出来ると最後は江口がゴールに流し込み、大阪が先制した。ビハインドになった府中も、後半4分にFP山田ラファエル・ユウゴが持ち前のパワーを生かし、遠い位置からゴールを狙うが得点にはつながらない。

 1点リードした大阪は後半7分にもFP佐藤亮がシュート。右ポストを叩いたが、ボールは外れて行った。府中もFPロドリゴ、FP山田ラファエルユウゴがミドルシュートを狙うが、ボールを枠に飛ばせない。同14分、15分に府中は速攻からチャンスをつくりかけるが、戻って来たDFに対応されてしまう。

 その後も大阪は粘り強い守備で、府中にPA内までボールを運ばせない。後半19分にはGK宮竹からのロングスローを、永井がヘッドで合わせたが、ボールはゴール右へと流れて行った。残り1分を切り、大阪はファウル数が5つをカウント。府中は山田にボールを集めて積極的にミドルシュートを狙ったが、最後までゴールを割ることはできずにタイムアップ。1-0で大阪が府中に勝利した。

(取材・文 河合拓)
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