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[ゼビオFリーグ]すみだFP諸江が昨季3戦6ゴールを許した森岡に完封宣言

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 ゼビオFリーグで8連覇中の名古屋オーシャンズは、5月2日の開幕節でフウガドールすみだと対戦する。16日に行われたゼビオFリーグの開幕PRイベントには名古屋からFP森岡薫、すみだからFP諸江剣語が出席。それぞれ開幕戦に向けて、意気込みを語った。

 昨シーズン、すみだからリーグ戦3試合で6ゴールを挙げ、完全にすみだをお得意様としていた森岡。しかし、代々木でのすみだ戦となると、やはりPUMA CUP2009で敗れた記憶が強いため、「(代々木では)フウガと相性があまり良くない」と切り出しつつも、「開幕の一戦ということもあり、緊張感のある中での試合になると思いますが、できるだけ王者らしい戦いをしていきたいと思います」と語り、「フウガの勢いを、できるだけ前半で止められたらなと思います」と、昨シーズン4冠を達成した自信を示した。

 これに対して諸江は「開幕節の初戦ということで、盛り上がる試合をしたいなという気持ちはあります」と、シーズン最初の試合への意気込みを語り、同じ壇上にいた『ミスターFリーグ』森岡を警戒した。

「名古屋戦では、必ずと言っていいほど、森岡選手に点を決められているので。森岡選手を止めないことには、名古屋には勝てないと思っています。ポジション的にもピヴォとフィクソでマッチアップすることが多いので、森岡選手を止められるように頑張りたいと思います」

 この力強い発言を受け、司会が「メディアのみなさん、『諸江剣語が絶対に森岡薫を止める』と書いちゃってください」と煽る背後で、森岡が諸江に殴りかかるポーズを見せる。やや腰が引けていたが、これに諸江も応えて、ファイティングポーズをとっていた。

 リーグ参入初年度となった2014-15シーズンでは、2015年に入ってから6勝1分とリーグ最高成績を残していたすみだ。日本代表FP西谷良介らが加入したチームが、8連覇中の王者にどう立ち向かうか。そして、諸江が本当に森岡を止めることができるか。注目のポイントが多い一戦は、5月2日の13時にキックオフを迎える。

(取材・文 河合拓)

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