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[選手権]野洲MF望月嶺臣(3年、名古屋内定)、青森山田との初戦へ「ボクたちのサッカーは相手とか関係ない」

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 第91回全国高校サッカー選手権が12月30日、東京・国立競技場で開幕した。

 “セクシーフットボール”と評されるショートパスと個人技を駆使したサッカーで05年度以来の日本一を目指す野洲(滋賀)と、青森山田(青森)が激突する1回戦(31日)は大会屈指の好カード。野洲のエースで名古屋グランパス内定のMF望月嶺臣(3年)が開会式で意気込みを語った。(連載企画「Youth star voice」。第223回)。

以下、30日の望月コメント
―緊張感と早く戦いたいという気持ちはどちらの方が大きい?
「緊張はないですけど、凄い楽しみですし、いよいよ来たなという感じです」

―初戦の対戦相手は青森山田。いきなり大一番となった
「ボクたちのサッカーはあまり相手とか関係ないので。セットプレーだとかは関係ありますけれど、自分たちが主導権握れば、自分たち次第だと思っている。みんなで楽しんで、少しでもみんなとできればいいかなと思います」

―望月クンのプレーに対する注目、期待も大きい
「注目されるのは分かっていますけれども、そういうのはあまり意識せず、自分のプレーを表現できれば一番いいと思います」

―2年ぶりの選手権
「自分たちにとってはひとつの試合にすぎないんですけど、3年間の集大成。負けたら終わりという大会なので、その緊張感の中でできるのは凄く楽しみです」

―セゾンFCから6年間ともにやってきた仲間たちとも最後の戦いになる
「岩谷さん(コーチ)も最後なんで。自分たちのプレーができて、自分たちが満足できるのであれば、別に負けてもいいと思っていますし、それが第一ですね」

―これぞ、野洲というサッカー
「みんなが野洲のサッカーを理解して、『いいな』と思ってもらえればいいかなと思っています」

―自分自身、今大会でこだわる部分は
「自分のプレーをすることと、ミスを少なく、結果でも自分が点取れればいいかなと思っているんですけど、まずはチームの勝利に貢献できるようにしっかりと準備したいと思います」

(取材・文 吉田太郎)

【特設】高校選手権2012

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