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出場校チーム紹介:仙台育英(宮城)

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32回目となる全国大会に出場する仙台育英高

第96回全国高校サッカー選手権

仙台育英高(宮城)

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仙台育英高写真ニュース

▼全国大会日程
1回戦 3-2 高松商高(香川)
2回戦 0-1 米子北高(鳥取)
■出場回数
5年ぶり32回目
■過去の最高成績
4強(56、64年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校総体出場18回、全日本ユース(U-18)選手権8強(02年)
■監督
城福敬
■主将
DF石川巧実(3年)
■今季成績
[総体](全国2回戦敗退)
2回戦 1-2 旭川実高(北海道)
[リーグ戦]
プリンスリーグ東北5位(9勝2分7敗)
[新人戦](県優勝、東北4強)
県決勝 3-0 利府高
■予選成績
2回戦 2-1 利府高
準々決勝 2-0 仙台三高
準決勝 2-0 東北高
決勝 1-0 東北学院高
■都道府県予選決勝布陣&レポート
[4-4-2]

   角田海斗 中川原響
佐藤一輝        千葉奨
   伊藤大貴 佐藤圭太

貝森海斗        石川巧実
   後藤万輝  志村滉 
     佐藤文太

[レポート] 
 ともに宮城県で開催された夏のインターハイに開催地代表として出場した仙台育英と東北学院高の両校がインターハイ予選決勝に続いて激突。インターハイ予選と同じく、1-0で勝った仙台育英が全国大会への出場権を獲得した。カウンターからFW佐藤未勇(2年)がチャンスに絡む東北学院に対し、仙台育英は徐々に流れを引き寄せると、前半32分に先制点。右SB石川巧実主将(3年)が右コーナー付近から投げ入れたロングスローをニアサイドのCB後藤万輝(3年)が頭でそらすと、ボールはGKの頭上を越えてファーサイドのゴールネットに吸い込まれた。仙台育英は後藤やCB志村滉(2年)らを中心に身体を張った守り。東北学院は後半、前半のシュート1本から6本へと増やして攻め返したが、仙台育英の1年生GK佐藤文太が守るゴールをこじ開けることができず。1-0で仙台育英が勝利した。

MOM:DF後藤万輝(3年)
「181cmの長身CBがロングスローから決勝ヘッド。高さで相手の反撃も断ち切る」
■チーム紹介
宮城の伝統校、地元開催のインターハイの悔しさも胸に
 宮城を代表する伝統校が、5年ぶりに選手権出場権を獲得した。全国大会出場回数32回は宮城県内では他に大きく差をつけてナンバー1。全国的に見てもトップ5に入る出場回数を誇る強豪だ。56、64年度大会ではいずれも全国4強入り。今回は10年に就任した城福敬監督(川崎Fスカウト部長や札幌強化部長を歴任、弟は城福浩氏)の下で出場する2回目の選手権となる。17年1月の東北新人大会の際に城福監督は「連れてきた30人だと誰が出ても変わらない」と語っていたが、厚い選手層や1年間を通して高まってきた強固な守り、MF佐藤圭太(3年)の配球からいずれもスピードのあるFW佐藤一輝(3年)や千葉奨(3年)の突破力を活かした攻撃、セットプレーの強みなどを武器に県新人戦、インターハイ予選、選手権予選の3冠獲得。フィジカル能力に長けた選手も多く、1年生GK佐藤文太の成長も大きい。地元開催のインターハイでは旋風を巻き起こした旭川実高(北海道)に屈し、初戦敗退に終わっているだけに、選手権ではその悔しさも力に上位へ進出する。
■県予選決勝取材記者(小林健志氏)注目選手
精神的支柱。県決勝は“手で”アシスト
DF石川巧実(3年)
「豊富な活動量で攻守に貢献し、プレースキックの精度も高くロングスローも武器。チームの精神的支柱」

中心人物。得点力備えたボランチ
MF佐藤圭太(3年)
「正確なボールさばきで決定機を作り、ミドルシュートも得意。中学生まで右サイドバックだったこともあり活動量も豊富」

空陸両用のストライカー
FW佐藤一輝(3年)
「スピードとハイボールの競り合いが武器のストライカー。本来はFWだが、サイドハーフもこなせる」

■過去の全国大会成績
【12年度 第84回(2回戦敗退)】
1回戦 5-1高知高(高知)
2回戦 1-3京都橘高(京都)
【04年度 第83回(3回戦敗退)】
2回戦 0-0(PK5-4)近大和歌山高(和歌山)
3回戦 1-3 前橋商高(群馬)
【03年度 第82回(2回戦敗退)】
1回戦 4-1 奈良育英高(奈良)
2回戦 0-1 立正大淞南高(島根)
【02年度 第81回(1回戦敗退)】
1回戦 1-1(PK1-4)野洲高(滋賀)
【99年度 第79回(2回戦敗退)】
1回戦 7-2 土佐高(高知)
2回戦 0-2 市立船橋高(千葉)
【97年度 第76回(1回戦敗退)】
1回戦 0-2 山城高(京都)
【96年度 第75回(2回戦敗退)】
2回戦 0-1 鹿児島実高(鹿児島)
【94年度 第73回(1回戦敗退)】
1回戦 2-2(PK3-4)守山北高(滋賀)
【92年度 第71回(2回戦敗退)】
1回戦 1-0 山口高(山口)
2回戦 0-1 徳島市立高(徳島)
【91年度 第70回(2回戦敗退)】
1回戦 4-0 与勝高(沖縄)
2回戦 0-2 桐蔭学園高(神奈川)
【89年度 第68回(8強)】
2回戦 1-0 大分工高(大分)
3回戦 2-0 北陽高(大阪)
準々決勝 0-1 南宇和高(愛媛)
【88年度 第67回(3回戦敗退)】
1回戦 1-0 徳島商高(徳島)
2回戦 1-0 秋田商高(秋田)
3回戦 0-1 清水市立商高(静岡)
【86年度 第65回(2回戦敗退)】
1回戦 2-0 山城高(京都)
2回戦 0-2 室蘭大谷高(北海道)
【85年度 第64回(1回戦敗退)】
1回戦 1-1(PK2-4)大淀高(奈良)
【79年度 第58回(2回戦敗退)】
1回戦 2-0 南宇和高(愛媛)
2回戦 1-5 愛知高(愛知)
【78年度 第57回(1回戦敗退)】
1回戦 0-2 島原商高(長崎)
【77年度 第56回(1回戦敗退)】
1回戦 1-3 水口高(滋賀)
【75年度 第54回(1回戦敗退)】
1回戦 0-3 前橋工高(群馬)
【74年度 第53回(1回戦敗退)】
1回戦 0-1 山口高(山口)
【72年度 第51回(2回戦敗退)】
1回戦 1-0 宇都宮学園高(栃木)
2回戦 0-2 福岡商高(福岡)
【71年度 第50回(2回戦敗退)】
1回戦 3-2 益田農林高(島根)
2回戦 0-1 壬生川工高(愛媛)
【70年度 第49回(1回戦敗退)】
1回戦 0-2 広島国泰寺高(広島)
【67年度 第46回(1回戦敗退)】
1回戦 1-4 習志野高(千葉)
【65年度 第44回(2回戦敗退)】
1回戦 3-1 徳島商高(徳島)
2回戦 1-3 習志野高(千葉)
【64年度 第43回(4強)】
1回戦 2-1 多々良学園高(山口)
2回戦 5-1 熊本工高(熊本)
準々決勝 2-1 秋田商高(秋田)
準決勝 1-3 浦和市立高(埼玉)
【60年度 第39回(2回戦敗退)】
2回戦 4-0 熊本工高(熊本)
準々決勝 1-8 浦和市立高(埼玉)
【59年度 第38回(2回戦敗退)】
1回戦 2-0 山口高(山口)
2回戦 0-6 浦和市立高(埼玉)
【57年度 第36回(1回戦敗退)】
1回戦 0-1 舟入高(広島)
【56年度 第35回(4強)】
2回戦 3-2 神戸高(兵庫)
準々決勝 4-1 北宇和高(愛媛)
準決勝 0-2 浦和西高(埼玉)
【54年度 第33回(8強)】
1回戦 2-1 舟入高(広島)
2回戦 4-3 富岡西高(徳島)
準々決勝 0-1 朝鮮人学校(東京)
【48年度 第27回(1回戦敗退)】
1回戦 0-5 山田高(福岡)
■登録メンバーリスト
▼GK
1 佐藤文太(1年)
12 田中貴大(3年)
21 稲村蒼(2年)
▼DF
2 石川巧実(3年)
4 佐々木優斗(3年)
5 後藤万輝(3年)
15 貝森海斗(3年)
18 堀江凛太郎(2年)
20 志村滉(2年)
22 小林虎太郎(1年)
24 神谷玲音(2年)
28 今野太勢(2年)
▼MF
3 橋場稜太(3年)
6 伊藤大貴(3年)
8 中川原響(3年)
10 佐藤圭太(3年)
11 千葉奨(3年)
17 三上悠輝(2年)
19 三田大史(2年)
23 窪田飛馬(2年)
25 尾形亮太(2年)
26 柳生雄哉(2年)
27 辻賢邑(3年)
29 加藤颯生(2年)
30 渡辺裕也(2年)
▼FW
7 角田海斗(3年)
9 佐藤一輝(3年)
13 結城陽向(2年)
14 菅井大翔(2年)
16 仲澤岬希(2年)
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