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出場校チーム紹介:流通経済大柏(千葉)

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流通経済大柏高は夏冬連続日本一に挑戦する

第96回全国高校サッカー選手権

流通経済大柏高(千葉)

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流通経済大柏高写真ニュース

▼全国大会日程
2回戦 3-0 大分西高(大分)
3回戦 1-0 日章学園高(宮崎)
準々決勝 3-0 長崎総合科学大附高(長崎)
準決勝 1-0 矢板中央高(栃木)
決勝 0-1 前橋育英高(群馬)
■出場回数
3年ぶり5回目
■過去の最高成績
優勝(07年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校選手権4強2回(10、14年度)、全国高校総体出場14回、同優勝2回(08、17年)、同準優勝2回(13、16年)、同4強2回(07、10年)、全日本ユース(U-18)選手権優勝1回(07年)、プレミアリーグEAST優勝1回(13年)、同チャンピオンシップ優勝1回(13年)
■監督
本田裕一郎
■主将
MF宮本優太(3年)
■今季成績
[総体](全国優勝)
県決勝 2-1 市立船橋高
全国2回戦 4-0 遠野高(岩手)
全国3回戦 5-0 市立長野高(長野)
全国準々決勝 2-1 長崎総合科学大附高(長崎)
全国準決勝 1-0 前橋育英高(群馬)
全国決勝 1-0 日大藤沢高(神奈川2)
[リーグ戦]
プリンスリーグ関東2位(9勝5分4敗)

■予選成績
準々決勝 2-1 習志野高
準決勝 0-0(PK4-2)日体大柏高
決勝 2-1 市立船橋高
■都道府県予選決勝布陣&レポート
[4-4-2]

    加藤蓮  安城和哉

鬼京大翔          菊地泰智

    宮本優太 丹沢翔吾

佐藤蓮           齋藤優輝
    瀬戸山俊 関川郁万

       薄井覇斗
[レポート] 
 5年連続となる決勝戦での対戦となった千葉名門対決。互いにリスクを負わない立ち上がりとなったが、前半12分に左サイドを突破したMF鬼京大翔(3年)がスコアを動かした。2人を一気に抜き去って敵陣深くからクロスを上げると、市立船橋GKがクリアミス。こぼれ球に詰めたMF菊地泰智(3年)が落ち着いて流し込んだ。その後、流経大柏は市立船橋にボールを握られる時間が長くなるも、ロングボールをことごとくDF関川郁万(2年)が跳ね返す。そして後半38分、途中出場のFW熊澤和希(2年)が追加点を奪取。直後にロングスローから市立船橋DF余合壮太(2年)に1点を返されたが、冷静に守り切り、3年ぶり5回目の全国大会出場を決めた。

MOM:DF関川郁万(2年)
「圧倒的な高さを発揮。岡山内定FW福元に仕事をさせず」
■チーム紹介
激戦区・千葉を勝ち抜き、夏冬連覇へ
 多くの高校サッカーファンの注目を集めた市立船橋高とのライバル対決を2-1で制して千葉制覇。3年ぶりとなる選手権出場だ。夏のインターハイではともに黒子役に徹し、非常に献身的なプレーを見せたMF宮本優太主将(3年)と注目レフティーMF菊地泰智(3年)に引っ張られ、各選手がハードワークを貫徹。空中戦での圧倒的な強さを誇るU-17日本代表CB関川郁万(2年)や準決勝でPKを止めたGK薄井覇斗(3年)、大会を通して安定感高いプレーを見せたCB瀬戸山俊(3年)、交代出場で2試合決勝ゴールのFW熊澤和希(2年)の活躍などもあって9年ぶりとなる全国制覇を果たした。
 今回の選手権予選決勝ではインターハイ決勝から先発4人が入れ替わっていたように、選手層の厚さは全国屈指。インターハイで登録17名に入れずに悔しい思いをしたMF鬼京大翔(3年)やMF丹沢翔吾(3年)、右SB齋藤優輝(3年)がチームに新たな活力を加え、県内のライバルたちを上回る力になった。個々が持つ強さ、ゴール前の局面で見せる1タッチプレーの精度なども名門の大きな武器。インターハイ優勝に続き、2つめの目標である来季のプレミアリーグ昇格も果たした。全国大会までに繰り広げられるであろう“日本一熾烈”なポジション争いを経て臨む選手権で、FW大前元紀(現大宮)やMF田口泰士(現名古屋)らを擁して初優勝した07年度以来となる選手権制覇、夏冬日本一に挑戦する。
■県予選決勝取材記者(編集部・竹内達也)注目選手
全てを跳ね返すエアマスター
DF関川郁万(2年)
「『空中戦は譲れない』と話すように、ヘディングの強さは全国トップレベル。イーブンの競り合いで後れを取る姿はめったに見られない」

オンでもオフでも絶対的支柱
MF宮本優太(3年)
「苦しみながらの総体優勝を経て、さらにたくましくなったキャプテン。ピッチ内外を問わず堂々とした振る舞いを見せ、チームメイトからの信頼は厚い」

神出鬼没のナンバー10
MF菊地泰智(3年)
「スタートポジションは右サイドだが、輝く場所はゴール正面。県決勝では相手の逆を突いた動き出しでマークを振り切り、先制弾を含む全2得点に絡んだ」

■過去の全国大会成績
【14年度 第93回(4強)】
1回戦 3-3(PK8-7)作陽高
2回戦 1-1(PK5-3)矢板中央高
3回戦 1-0 水橋高
準々決勝 3-0 立正大淞南高
準決勝 1-1(PK4-5)前橋育英高
【10年度 第89回(4強)】
2回戦 2-0 明徳義塾高
3回戦 1-1(PK3-1)前橋育英高
準々決勝 2-1 山梨学院高
準決勝 2-2(PK2-3)久御山高
【07年度 第86回(優勝)】
2回戦 2-1 久御山高
3回戦 2-0 北越高
準々決勝 0-0(PK4-2)東福岡高
準決勝 6-0 津工高
決勝 4-0 藤枝東高
【05年度 第84回(2回戦敗退)】
2回戦 1-2 多々良学園高(山口)
■登録メンバーリスト
▼GK
1 薄井覇斗(3年)
17 鹿野修平(3年)
25 猪瀬康介(2年)
▼DF
2 近藤立都(3年)
3 坂下景太(3年)
5 関川郁万(2年)
6 瀬戸山俊(3年)
12 佐藤蓮(3年)
13 齋藤優輝(3年)
20 三本木達哉(3年)
26 西尾颯大(2年)
29 加藤悠(3年)
30 麻生雄貴(2年)
▼MF
4 宮本優太(3年)
7 鬼京大翔(3年)
8 金澤哲流(3年)
9 加藤蓮(3年)
10 菊地泰智(3年)
15 平子竣哉(3年)
16 丹沢翔吾(3年)
19 石川貴登(3年)
21 時岡寛拓(3年)
22 笹岡款太(3年)
24 宮本泰晟 (3年)
28 木村聖(1年)
▼FW
11 安城和哉(3年)
14 熊澤和希(2年)
18 トベ緯海(3年)
23 池田啓利(3年)
27 近藤潤(3年)

▼関連リンク
●【特設】高校選手権2017
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