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インターハイ4強で「優勝の景色が見えた」…22年ぶり東山、初戦は丸岡と

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東山の倉貫直人主将(写真協力『高校サッカー年鑑』)

 22年ぶりの出場ながら、夏のインターハイで4強に進出した注目校・東山高(京都)の初戦は、福井県代表の丸岡高に決まった。12月31日、ニッパツ三ツ沢球技場の第2試合で対戦する。

「目標は日本一です」。MF倉貫直人主将(3年)は力強く意気込んだ。

 今夏のインターハイでは準決勝で優勝した山梨学院高にPK戦で惜敗。しかしベスト4という結果は、中盤の核である倉貫を欠いての結果だった。

 倉貫は大会直前の練習試合で右膝を故障。無理をすれば大会期間中に復帰することも出来たが、福重良一監督の判断で出場することは見送られた。

 その判断も選手権を意識していたからのもの。「インターハイで成長しているなと、僕が入れば厚い組織になる」という確信めいた意識を胸に、高校最後の大会に向け調整してきた。

 ベルギー1部のシントトロイデンで活躍するMF鎌田大地の母校としても知られる。オフには練習に顔を出してくれることもあるといい、いろいろなアドバイスをくれるのだという。

 先輩にもいい報告を。「一戦一戦、謙虚に戦っていけば、優勝を十分に狙えると思う」。古都の古豪が正月の舞台を熱くする。

(取材・文 児玉幸洋)
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